仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百九十六話 開始ーオープニングーその十三
「する必要がなくなった」
「そうですね」
「だから同席しているだけだ」
「そうですか」
「だが君達と共にいることは楽しいからな」
それでというのだ。
「こうしてだ」
「召し上がられますね」
「そうする」
「そうですか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「諸君と話をしよう」
「それでは」
「どのお料理も美味しいよ」
宝生は食べた感想を述べた。
「サラダもステーキもスープもね」
「確かに全部美味しいわね」
「そうだよね」
明日那にも応えた、見れば彼女も食べている。
「パンもだし」
「コロッケだってね」
「デザートも期待出来るな」
鏡はこちらもと述べた。
「これは」
「はい、今日のデザートはザッハトルテです」
エレンが笑顔で答えた。
「鏡さんはそちらもお好きですね」
「甘いものはかなりだ」
「そうですね、では」
「楽しみにしている」
「飲みものもいいな」
花家は赤ワインを飲んで言った。
「こちらも」
「実はお酒もありまして」
エレンは花家にも応えた。
「出させてもらいました」
「そうだな」
「今宵もこれからも」
「楽しめばいいか」
「はい、そうして下さい」
エレンは満面の笑顔で述べた。
「私達も楽しんでいますし」
「俺達もご馳走するからな」
九条が言ってきた、見ればパンに苺ジャムをたっぷりと塗ってそのうえで実に美味そうに食べている。
「俺達の料理をな」
「そうですね、それなら」
宝生は九条に応えて述べた。
「カレーとかいいですよね」
「あと鍋もな」
「ええ、色々ありますね」
「ご馳走出来るものはな」
「本当に色々あって」
それでというのだ。
「何を出そうか考えますね」
「そうなってしまうよな」
「本当に」
「ここはくじ引きだね」
院長が笑顔で言ってきた。
「何を作って食べてもらうかを決めるには」
「それにはですね」
「くじ引きか」
「うん、迷ったらね」
その時はというのだ。
「そういうので決めたらいいよ」
「そうですね、もう迷うよりきっぱりと」
宝生は院長の言葉に頷いて言った。
「そうしたやり方でいけばいいですね」
「じゃあ後でくじ作るから」
「引きましょう」
「是非ね」
院長も笑顔で頷いて応えた。
「後で」
「それじゃあ」
食べつつ話してだった。
宝生はネモ達に微笑んで話した。
「僕達の方でもね」
「ご馳走してくれますか」
「そうさせてもらうから」
ネモに微笑んで話した。
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