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八条学園騒動記

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第六百五十三話 皇帝と王の違いその七

「美味さを宣伝する」
「そうすべきだな」
「起源よりも味だ」
 大事なものはというのだ。
「本当にな」
「俺もそう思うがな」
「日本では違うか」
「何故かどんなものでもな」
 それこそというのだ。
「起源を言ってだ」
「それにこだわるな」
「そうした国だ」
「意味のないことに必死になっているな」
「日本のもので人気があったりな」
 若しくはというのだ。
「日本で人気が出たものはな」
「韓国起源にしないとか」
「我慢出来ないのだ」
「やはり日本が基準だな」
「そうだな、あとアメリカや中国のものもな」
「起源と言うな」
「他にはメソポタミアの諸国家にも言う」 
 そちらにともというのだ。
「古代文明の起源ともな」
「それでロシアには言わないね」
 ロミオは韓国のこのことを指摘した。
「ほぼ何もね」
「我が国はロシアには言わない」
 実際にとだ、洪童も認めた。
「不思議な位何もな」
「本当に不思議だよね」
「日本に言う百分の一程もな」
 そこまでもというのだ。
「言わない」
「そうだよね」
「正直ロシアはな」
 この国はというのだ。
「韓国人は意識していない」
「ほぼだね」
「日本と比べると殆どな」
「何故だ」 
 タムタムはそのことに疑問を呈した。
「韓国はロシアにはやられっぱなしだが」
「ロシアは韓国とは抜群に相性がいい」
「常に勝つな」
「実は韓国はああしたタイプの国には弱い」
「ロシアの様な国にはか」
「強くな」
 そしてというのだ。
「相手の行動を見ないで即座に一撃を浴びせる」
「そうした国には弱いか」
「モンゴル帝国みたいな」
 かつて世界に君臨した大帝国の様なというのだ。
「相手が何かするよりも先にだ」
「一撃を繰り出してくる国にはか」
「弱い、韓国は相手がこっちの出方を見るとな」
 その時はというのだ。
「暴れてだ」
「そうしてだな」
「流れを掴むが」
 そうしたやり方だがというのだ。 
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