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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百九十話 運命の決戦~勝利のビュッフェ~その七

「そしてスサノオともな」
「戦うんだな」
「その様にする、ではだ」
「ああ、じゃあな」
「このまま戦っていく」
「あの、疲れた時は」
 ここでだ、最後のカンピオーネであるアイーシャが言ってきた。
「お食事もありますので」
「私が作ったおでんがあるから」
 静花が言ってきた。
「だから食べる時はどんどん食べてね」
「楽しみにしておく、ではここは六人の神殺しで戦っていこう」
 アレクサンドルは落ち着いた声で述べた。
「そして戦っていこう」
「交代の用意は出来ています」
 ここで言ってきたのはなのはだった。
「ですから何時でも」
「言って下さい」
 フェイトも言ってきた。
「その時は」
「わかった、ではその時は頼む」
 アレクサンドルはなのはとフェイトにも落ち着いて応えた。
「暫く六人で戦えるがな」
「それでもですね」
「その時は」
「存分に戦える」
 こう言ってそうしてだった。
 六人のカンピオーネ達は果敢に戦っていった、だがデストロンの怪人達は雲霞の如く出ていた。それで。
 夜になっても戦いは続いていた、せんだんは休憩に入る薫に謹んで言った。
「薫様、お休みの用意は出来ました」
「悪いね、いつも」
「当然のことです」
 見れば後ろに序列衆が全員控えている。
「我等は薫様にお仕えしているのですから」
「それで啓太君にもだね」
「啓太様も一応、ですし」 
 彼についてはいささか微妙な感じであった。
「そうしております」
「まあ啓太様もやる時はやってくれますからね」
「普段は何かと最低ですが」
 いまりとさよかも言った。
「ですがいざという時は」
「こうした時も凄いですからね」
「ようこがいることもあるけれど」
 たゆねも言った。
「戦いの時は本当に凄いよ」
「普段から不死身に近いですしね」
 いぐさは啓太の頑丈さについて述べた。
「ここぞという時は凄いですよ」
「まあ普段からあの感じでとも思いますが」 
 ごきょうやは少し苦笑いだった。
「それなら啓太様でないですからね」
「啓太様らしさですね」
 フラノは笑って話した。
「要するに」
「ああでないと啓太様でないよね」
 ともはねも言った。
「普段は無茶苦茶でね」
「そして啓太様にもです」
 なでしこはせんだんのすぐ後ろから言ってきた。
「私達はお仕えしています」
「そうしてね、啓太君が休む時も」
 薫は序列衆に寝袋に入れてもらいながら話した。
「宜しくね」
「そうさせて頂きます」
 なでしこが応えた、そうしてだった。
 十人で薫に仕え世話をした、だがその横では。
 仮名は一人寝ていた、そして寝袋の中で呟いた。
「私は一人か」
「だってあんた誰も仕える人いないだろ」
「それだと仕方ないんじゃないですか?」 
 ドロシーとレオナの姉弟が言ってきた。 
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