八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三百四十話 戻って来てその十
「やっぱりね」
「魚介類を使ったお料理が美味しいから」
「いいって言うんだ」
「そうなのね」
「スペイン料理もね。あとアメリカも」
この国のお料理もだ。
「結構シーフードがいいらしくて」
「美味しいって言ってるの」
「親父が言うにはアメリカはどんどんお料理がよくなってきて」
学園に留学してきているアメリカからの子達もそう言っている、アメリカも昔とは違うというのである。
「シーフードを使ったにも」
「いいの」
「そう、それでね」
そのうえでだ。
「あの国もね」
「お料理はいいの」
「ロブスターとかも美味しいってね」
その様にだ。
「言ってるよ」
「そうなの」
「アメリカは侮れないってね」
お料理でもだ。
「ただオランダとかイギリスとかカナダは」
「カナダもなの」
「絶望するってね」
「言ってるの」
「シーフードもね」
三国共海にも縁がある国なのにだ、特にイギリスとオランダはそうだ。
「鰻のゼリーとか鰊のパイとか」
「どっちもイギリス料理ね」
「どっちもね」
「酷いのね」
「親父イギリスだとカレーに朝食に」
それにだ。
「お酒をね」
「楽しんでおられるの」
「カレーも好きなんだ」
シーフード好きでだ。
「カレーはお野菜も入れられるしね」
「それもかなりね」
「これも好きだし」
何でもカレーは世界らしい、親父が言うには。
「あとお豆腐がね」
「お好きなの」
「こっちもかなりね」
枝豆も好きでだ。
「居酒屋とかで飲むと」
「いつも食べておられるの」
「そうなんだ」
これがだ。
「だから栄養バランスはね」
「いいのね」
「そうなんだ」
親父の場合はだ。
「だからあれだけ遊んでいても」
「健康なの」
「考えてみたら結構長生きしそうだよ」
親父はだ。
「何だかんだで今も健康そのものだしね」
「遊んでおられても」
「健康診断でも」
それを受けてもだ。
「何も引っ掛からないから。もう四十代なのに」
「四十代だと」
「何でも結構ね」
そろそろだ。
「身体にガタがくるそうだから」
「そうなのね」
「親父が言うには四十代になると」
この年代になるとだ。
「髪の毛がなくなるか太るか」
「お身体がなのね」
「悪くなるらしいから」
「そうなるの」
「これが複数引っ掛かることも」
このこともだ。
ページ上へ戻る