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夢幻水滸伝

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第二百十三話 敢えてその海にその二

「起きた世界でもこっちの世界でも」
「そうなんか」
「そやで、もう付き合ってる人おるとかな」
「噂になってるんかいな」
「実際どうなん?」
 チュットはカレーと一緒に出ているサラダを食べつつダーガーに問うた。
「自分は」
「ノーコメントや」
 これがダーガーの返事だった。
「言うとあれやろ」
「当然誰なんてさらに聞くで」
「プライベートは大事にしたいからな」
 それでというのだ。
「ノーコメントでいかせてもらう」
「そういうことやね」
「そや、別にな」
「ほなこれ以上は聞かんわ」
「そうしてくれ」
「それでなんですが」 
 コープチッティはカレーを元気よく食べつつダーガーに問うた。
「モレイそっちで元気ですか」
「ああ、元気にやってるで」
 ダーガーはコープチッティの問いにはすぐに答えた。
「釣りも魚介類も楽しんでな」
「それは何よりです、あいつとは起きた世界で妙に馬が合って」
「この世界でもか」
「会って」
 そしてというのだ。
「そのうえで」
「一緒にやっていきたいんやな」
「わしの力とあいつの技」
「二つあるとな」
「かなり強なると思うので」 
 それでというのだ。
「わしも楽しみです」
「今は敵同士でも味方になれば」
「ほんまに」
「事実星の人達で相性が悪い組み合わせはほぼないですね」
 カイも言ってきた。
「皆基本仲ええですね」
「確かに。ただ今こっちに国木田先輩来てるけど」
 ダーガーはここでは苦笑いで述べた。
「あの人のあの押しには」
「ああ、あの人のあれですね」
「あれには引く」
「それわしもや」
 ブッパースウォングも言ってきた。
「あのいきなり婿にならんか初夜や体位の話は」
「どうにもやな」
「どん引きや」
 そうなってしまうというのだ。
「ほんまに」
「そやな」
「確かにええ人やが」
 しかしというのだ。
「あの押しはな」
「参るな」
「婿になるかまではええけどな」
 ティンも言った。
「初夜の話はな」
「あれな、洒落にならんわ」
 ハリムも言うことだった。
「そやからあの人のあれにはな」
「参るわ」
「あとな」
 アミンはカレーの合間に牛乳を飲んだ、和風のカレーと牛乳の組み合わせを楽しみつつこう言ったのだった。
「あの人あれで経験ないんやろ」
「らしいな」
「手をつないだこともないらしいな」
 ティンとハリムはアミンに応えた。 
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