ドリトル先生と幸せになる犬
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第二幕その五
「奇麗なお水ならね」
「いいんだね」
「元々お水が得意な種類だし」
「それならだね」
「それもいいんだね」
「泳いでもどうしてそれが駄目かもお話してね」
そのトイプードルにです。
「ちゃんとした場所でね」
「泳がせる」
「そうしたこともいいんだ」
「トイプードルには」
「そして毛はね」
今度はトイプードルの毛のお話でした。
「独特だね」
「そうそう、カールしてるよね」
「細かくね」
「あれは絡みやすいね」
「どう見ても」
「だからブラッシングは必要で」
どうしてもというのです。
「絡まない様にしてゴミや埃もね」
「取らないとね」
「カールしてるから余計にゴミとか付きやすいし」
「それならね」
「こまめにだね」
「週に二回か三回、出来たら毎日ね」
それだけというのです。
「しないとね」
「駄目だよね」
「そのことも」
「どうしても」
「だから寒い時以外は短めにカットすることも」
このこともというのです。
「いいよ」
「成程ね」
「毛のことも大事だね」
「そうした種類だね」
「そのことも覚えておかないといけないわね」
「そして種類の病気でクッシング症候群があるんだ」
先生は病気のお話もしました。
「副腎に関わる内分泌由来の病気が多いんだ」
「へえ、そうなんだ」
「トイプードルにはそうした病気があるんだ」
「病気も問題もあるんだ」
「これはおしっこが沢山出たり毛が多く抜けたり太ったり疲れやすくなったり元気がなくなったりするんだ、血液検査でわかるから」
それでというのです。
「注意しないとね」
「駄目なのね」
「病気についても」
「そうなのね」
「そして活発な種類だから」
それでというのです。
「足が短くて細めだけれど実はボディはね」
「ああ、元々狩猟犬だし」
「それならね」
「体格しっかりしてるね」
「小さくても」
「案外しっかりしていて大きさの割に体重もあるから」
その為にというのです。
「ジャンプしたりするとね」
「ああ、骨折だね」
「足をぐきっとかいったり」
「着地の衝撃でね」
「そうなるね」
「そして間接に負担がかかって関節炎にもなりやすいから」
このことも問題だというのです。
「そこの注意だね」
「ジャンプの時とか激しく走った時とか」
「そうした時とかね」
「だからそこも注意」
「そうだね」
「無理のない運動をさせることだよ」
そこが注意だというのです。
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