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夢幻水滸伝

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第二百六話 複雑な諸島その六

「そうするで」
「そうされますか」
「そしてな」
「その街や村もですね」
「内政を整えていく」
「そうしますね」
「そや、そしてな」
 テレサはさらに話した。
「今以上にな」
「勢力の状況をよくしますね」
「そうしてくで、それとな」
 テレサはさらに話した。
「軍やが」
「今は傭兵や冒険者をそうしていますね」
「これからは賊を成敗してな」
「彼等も加えますか」
「重罪人はその場で処刑や」
 兵にせずにというのだ。
「しかし罪の軽いモンやまだ罪を犯してへん奴は」
「兵にしますか」
「そしてやっぱりな」
「厳しい規律と訓練で」
「確かな兵にするで」
「そうしますか」
「それで装備もな」
 兵達もそれもというのだ。
「これからはな」
「今は鉄の槍と皮の鎧程ですが」
「戦士とかそうやな」
「はい、そういったものを支給しています」
「そやな、それもな」  
 その装備もというのだ。
「改善してこか、槍だけやなくて銃も持って」
「そちらもですか」
「それで鎧は鉄、兜もな」
「着けますか」
「盾や小手もでな」
「重装備にしますか」
「そうしていってな」 
 そのうえでというのだ。
「訓練もする、それでな」
「全体的な質を向上させますか」
「装備は大事や」
 何といってもという言葉だった。
「ほんまにな、それでな」
「装備はですか」
「整えてな」
 そうしてというのだ。
「そのうえでや」
「いざとなればですか」
「戦うで、装備がよくて訓練で質も上げたら」
「それだけ強いですね」
「賊やモンスターにも勝てるからな」
 それ故にというのだ。
「ここは支給品はな」
「そうしますか」
「銃に鉄の装備一式にな」
「変えますね」
「一気にな、フィリピンでここまでの装備の勢力はないやろ」
「支給されるものではないですね」 
 実際にとだ、市長も答えた。
「それは」
「そやろ、そやからな」
「ここはですか」
「装備の質を向上させてな」
「訓練もして」
「レベルを上げる」
 そうもするというのだ。
「それで他の勢力も圧倒してくで」
「若し戦になってもですね」
「勝つ様にするで、私も出るしな」
 テレサ自身もというのだ。
「戦場に出て采配も振るってな」
「ご自身もですね」
「戦ってな」
 その様にしてというのだ。 
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