夢幻水滸伝
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第二百一話 島々を一つにその三
「やってくで」
「わかりました」
アユはロシティーに頷いた。
「そういうことで」
「ああ、それでな」
「これからですね」
「インドネシアの政の仕組みはさらに整えて」
「軍のですね」
「そうしてくで」
整えていくというのだ。
「わいを棟梁としてな」
「今の我が国の様なですね」
「そや、統治も軍もな」
両方共というのだ。
「そうしてくで、あと自分は副棟梁や」
「ロシティーさんが棟梁で」
「それで一緒にやってくで」
「わかりました、では今は内政に専念しましょう」
アユも頷いた、そうしてだった。
二人でインドネシア全体を統治するに相応しい統治システムを整えかつ軍も近代的にしていった。それが整った時にロシティーはアユに言った。
「よし、これでな」
「これからはですね」
「インドネシアを統一してくで」
そうしていくというのだ。
「ええな」
「はい、その全土を」
「今で半分位や」
インドネシア全体のというのだ。
「そして東ティモールはな」
「あそこはですね」
「自分と同じシーフで天狗の娘がおるが」
「ああ、ビクトリアちゃんですね」
アユはその星の者の名をすぐに出した。
「ビクトリア=ペドリーニャちゃんですね」
「あの娘地下に行ったか」
「はい、国木田碧さんと一緒に」
「あのめっちゃ男好きのか」
「もう男の人見れば婿になるけえの」
「あの娘とか」
「はい、ついて行って」
そしてというのだ。
「とりあえず東ティムールはです」
「他のモンに任せるってか」
「言うてます」
「それでもうオーストラリアから人来たか」
「シェリルさんがそうして」
「そうか、ほなあそこは置いておいてな」
その東ティモールはというのだ。
「わい等はな」
「インドネシアの統一をですね」
「推し進めていこな」
「わかりました」
「そういうことでな、しかし碧ちゃんか」
その彼女のことをだ、ロシティーはさらに話した。
「あの娘もな」
「いい人ですよ」
「善人やけどあの男好きがな」
「困りますか」
「肉食過ぎてな」
それでというのだ。
「わいとしてはな」
「タイプやないですか」
「積極的なのはええけど」
それでもというのだ。
「あそこまでやとな」
「どうにもですか」
「しかも外見があれやろ」
「小柄で美少女ですね」
「わいとしてはお国のな」
インドネシアのというのだ。
「褐色の肌で明るい顔立ちで」
「それで性格もですか」
「あそこまで肉食やない」
「そうした人がタイプですか」
「ああ、しかもあれで男と手をつないだことないんやろ」
「それは結婚される方とだけだそうで」
「そやな、そこで大和撫子なのはええけど」
それでもというのだ。
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