ドリトル先生と不思議な蛸
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第十幕その七
「水泳もで」
「新体操も漫画になってたわ」
「バスケットボールもで」
「バレーボールだってね」
「日本のスポーツ文化は凄いものがあるよ」
先生は素直に尊敬の念を述べました。
「全く以てね」
「しかもスポーツマンシップを守ってだから」
「余計に凄いね」
「そういえば釣りもスポーツだけれど」
「釣りの漫画もあるし」
「本当に多彩だね、僕はスポーツはしないけれど」
先生ご自身はです。
「日本のスポーツ文化は見事なものがあるよ」
「アニメでも小説でもゲームでも出てるしね」
「サッカーゲームも多いね」
「野球のゲームもね」
「本当にね」
「そうだね、ゲームもね」
今度はゲームのお話をするのでした。
「皆しているね」
「そうそう、テレビゲームでもパソコンでも」
「それでスマートフォンでもね」
「やってるね」
「皆そうしてるね」
「日本でもね」
「イギリスでもゲームはあるけれど」
それでもというのです。
「日本のゲームはまた独特だね」
「そうだよね」
「この国のゲームは凄いよ」
「何かとね」
「素晴らしいものがあるよ」
「僕はゲームはしないけれど」
先生ご自身はです。
「王子はしているしトミーだってね」
「時々してるね」
「お家でね」
「それで楽しんでいるね」
「トミーも」
「うん、そのゲームをしているのを見ると」
先生にしてもです。
「楽しそうだね」
「そうだね」
「じゃあ神戸に帰ったら王子やトミーのプレイも観よう」
「そちらもね」
「そうしましょう」
「そうしようね」
こうしたお話をしてでした。
先生はティータイムの後でまた海洋調査に入りました、ですがその時に動物の皆はこんなことを言いました。
「まだ海洋調査するんだ」
「今日も」
「そうするんだ」
「ヒョウモンダコは見付けたけれど」
「それでもなのね」
「うん、まだそちらは残っているからね」
だからだというのです。
「そうするよ」
「そうなのね」
「それじゃあだね」
「これからも海洋調査を続けて」
「そのうえで」
「やっていくよ」
是非にというのですした。
「これからね」
「それじゃあだね」
「これからこの地域を調べるんだね」
「そうするのね」
「そうするよ」
是非にと言ってでした。
先生は皆と一緒に海洋調査を再開しました、するとそこで早速蛸を目にしました。すると皆はこう言いました。
「ああ、違うね」
「赤いからね」
「赤い蛸ね」
「ヒョウモンダコじゃないね」
「うん、違うね」
実際にとです、先生も言いました。
ページ上へ戻る