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ドリトル先生と不思議な蛸

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第八幕その一

                第八幕  三重県の広さ
 先生は伊勢志摩の海の調査を行う中でふと皆にこんなことを言いました、今は丁度朝の日の出と共の調査をはじめた時でした。
「三重県も広くてね」
「そうみたいだね」
「僕達が今住んでいる兵庫県もそうだけれど」
「三重県も広いね」
「海だけでなく山も多くて」
「それぞれの地域があって」
「僕達が今いる伊勢や鳥羽にね」
 それにというのです。
「政庁のある津市、工業地帯の四日市市にね」
「あと松阪だよね」
「牛の有名な」
「そこもあるね」
「それにサーキット場のある鈴鹿もあって」
 この地域もというのです。
「江戸川乱歩さんが生まれた名張もね」
「ああ、あの推理小説の」
「あの人だね」
「少年探偵団を書いていた」
「あの人が生まれた場所もあるんだ」
「そして忍者の伊賀もね」
 伊賀上野市もというのです。
「あるよ」
「本当に色々だね」
「一口に三重県といっても」
「広いのね」
「この県は」
「うん、今回は伊勢にいるけれど」
 この地域だけでなくというのです。
「他の地域もね」
「色々あって」
「それぞれの地域の特色があるのね」
「そうなんだね」
「うん、それでそれぞれの地域のことを頭に入れることも」
 このこともというのです。
「面白いよ」
「そうなんだね」
「日本ってそれぞれの県で地域性があるけれど」
「三重県もだね」
「そういうことね」
「そう、そしてね」  
 先生はさらにお話しました。
「今回本当に行けないのが皆残念がっているけれど」
「伊賀だよね」
「さっきもお話に出したけれど」
「伊賀も三重県で」
「独自の地域性があるのね」
「そうだよ、もう忍者といえばね」
 それこそというのです。
「伊賀だね」
「そうそう、真田十勇士も忍者だけれど」
「長野県のね」
「あの人達のライバルでもあって」
「徳川家康さんにも仕えていたし」
「そうだね、ロマンがあるから」
 忍者にはというのです。
「その伊賀も三重県にあるから」
「機会があれば行きましょう」
「その伊賀にも」
「今回は無理だけれど」
「またの機会にね」
「是非ね、ちなみに忍者の武器で手裏剣があるけれど」
 先生はこの武器のお話もしました。
「実はあまり威力はないよ」
「へえ、そうなんだ」
「よく投げて敵を一撃でやっつけるけれど」
「実はそうなの」
「手裏剣って威力はないの」
「刃が短くてあまり刺さらないからね」 
 だからだというのです。
「投げてもね」
「そういえば刃はあまり長くないね」
「手裏剣って」
「星型のも卍のも八方あるのも」
「苦無にしても」
「それに鉄だから結構重かったし」
 このこともあってというのです。 
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