八条学園騒動記
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第六百七話 やっと終わったその三
「何か何だかわからない展開でも」
「ちゃんとなのね」
「物語はね」
「進んでいるんだ」
「そうだと思うよ」
「思うんだ」
「僕も展開理解出来てるかっていうと」
それはというのだ。
「まだらの紐を読んでいてもね」
「さっき魔改造されてるって言ったね」
「それがあまりにも凄くて」
それでというのだ。
「お話が理解出来ないんだ」
「そうなんだ」
「だってオリジナル要素に」
それに加えてというのだ。
「マウリア映画の要素がね」
「それが一番大きいね」
「だからね」
その為にというのだ。
「どうしてもね」
「わからないんだ」
「そうなんだ」
トムにしてもというのだ。
「ここまで観たけれど、ただ面白いことはね」
「楽しめるって言ったらだね」
シッドも納得した。
「それはね」
「事実だね」
「さっきもうマウリア映画ではストーリーはどうでもいいって言ったけれど」
「それよりもね」
「面白さ、娯楽がね」
この要素がというのだ。
「大事だってことだね」
「そうだね」
「マウリア映画は」
「だから全くわからなくても」
ストーリーがというのだ。
「それでもね」
「いいね」
「そうだよね」
「それならそれで」
「面白さ大事で」
「私もストーリーわからないわ」
エイミーもだった。
「殆どね」
「エイミーもだね」
「もう何が何か」
それこそというのだ。
「あちこち飛んで矛盾していて」
「お話に関係ない人出たりね」
「そうなのだから」
トムに観ながら話した。
「そしてあちこちインパクトが強くて」
「今度はカリー食べはじめたね」
「マウリアっていったらこれもあるわね」
「うん、お料理はね」
マウリア料理といえば、というのだ。
「これだよね」
「カリーよね」
「連合じゃカレーだけれど」
そもそもカリーがイギリスに渡ってそこから日本に入り連合中に広まり定着したのが連合のカレーライスである。
「マウリアだとね」
「カリーでね」
「そのカリーもね」
「マウリアよね」
「だから食べるとなると」
それならというのだ。
「何といってもね」
「このカリーなのね」
「うん、ワトソンさんと一緒に食べてるけれど」
ホームズが丁度そうしていた。
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