| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第四百五十三話 大群での攻勢その十三

 だがそれでもだ、レオナがここで言った。
「まずは食べてみてからね」
「カレーをですね」
「ええ、どんなものか」
 こうバタックに答えた。
「そのことをね」
「確かめてですね」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「言いましょう」
「では」
「まずはカレーをね」
 作って欲しいとだ、レオナは言った。そして次の日の朝だった。
 実際にカレーが用意された、レオナはルーが入っている鍋を見て笑顔で言った。
「これは確かにね」
「美味そうだろ」
「ええ、ご飯にかけて食べれば」
 九条にその笑顔で答えた。
「かなり」
「だろ?じゃあ食ってみるか」
「では早速」
 レオナもダイ達も食べようとした時にだった。
 兵の一人が一行のところに駆け入って言ってきた。
「レオナ様、大変です」
「バグスターね」
「はい、この宮城の前の広場に大挙して出て来ました」 
 こう報告した。
「どうされますか」
「決まっているわ、皆出撃して」
 そしてとだ、レオナは冷静に答えた。
「戦闘開始よ」
「それでは」
「ただ宮城の前にカレー鍋とご飯を炊いたお釜は全部持って行って」 
 レオナはこうも話した。
「そこを拠点としてね」
「そうしてですか」
「休憩の時にカレーを食べて」
 その様にしてというのだ。
「戦いましょう」
「それでは」
「そういうことでね」
 それなら私が持って行くわね」 
 明日那は仮面ライダーホッピーに変身して言った、この世界ではじめて変身した。
「お鍋の温度も重さも平気だから」
「流石ライダーだな」
 ポップはその彼女を見て驚きの声をあげた。
「滅茶苦茶熱くて重いだろうに」
「だから変身したから」
 ライダーになったからだとだ、ポッピーは答えた。
「だからよ」
「それで、ですか」
「これ位何でもないから安心してね」
「それじゃあ俺達は」
「すぐに広場に出て」
 宮城の前のそこにというのだ。
「そうしてね」
「戦えばいいですね」
「カレーは私達に任せてね」
「行こう」
 宝生が仲間達に声をかけた。
「そしてそのうえで」
「いよいよですね」
「バグスター達と本格的な戦いに入ろう」
 こう言ってだった。
 ライダー達がまず部屋を出た、ダイ達はその彼等に続いて出た。そして宮城の前に出ると早速だった。
 ライダー達は変身してバグスター達に向かいダイ達も構えた、そのうえで陣形を組んで彼等との戦いに入った。
 戦いは最初から激しいものだった、だが。
 戦士達はバグスター達を数体単位で一撃で吹き飛ばして倒せた、マアムは拳でそれが出来たのを驚きと共に言った。
「まさか」
「ええ、本当に出来るなんてね」
 レオナもベギラマで数体のバグスターを倒してから話した。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧