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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第三百三話 嘘を吐かないものその十

「そう言っていたんだよ」
「そうなのね」
「普通じゃないから」
 こうしたことはだ。
「本当に恥を知っていたらね」
「出来ないことよね」
「うん、そんな人達がずっといるから」
 責任を追及されないでだ。
「当然自分達から責任取ることしないから」
「自浄能力がないのね」
「そう言うしかないよ」
 心からこう思う。
「本当にね」
「そういうことなのね」
「うん、こんな人達はサンタさんじゃなくてね」
 このことも心から思う。
「ナマハゲがね」
「来るべきね」
「それで成敗されるべきだよ」
「悪い人達だから」
「こんなの悪質な詐欺だから」
 言うならだ。
「もうね」
「批判されるべきってことね」
「本当にね、さもないとね」
 それこそだ。
「世の中おかしいよ、まあそうした人達って他人の責任追及は頑張るけれど」
「自分達の責任は知らん振りね」
「そうするから」
 このことも絶対だ。
「だからね」
「逃げるのね」
「そうなったらね、実際帰国事業責任取っていないから」 
 本当に誰一人だから酷い。
「もうね」
「逃げるのね」
「そのことが間違いないから」
「逃がしたら駄目ね」
「もう死んだ人もいるけれど」
「その人達は地獄に落ちてるわね」
「地獄で絶対に裁かれているけれど」
 舌を抜かれた後でだ、嘘を言っていることはすぐにわかる。
「この世でもね」
「そうあるべきね」
「そうだよ、あの新聞社もね」
「これからなのね」
「発行部数がどんどん落ちているらしいけれど」
 新聞という媒体の斜陽だけでなくこの新聞社の嘘が有名になってだ、歪んだ地図なんて誰でも歪んでいるとわかったら捨てる。
「それだけじゃね」
「足りないのね」
「長年悪事を重ねてきたから」
「それ言うとマフィアみたいね」
「マフィアより悪いからね」
 考え様によってはだ。
「だからね」
「それでよね」
「そう、本当にね」
「この世でもなのね」
「報いを受けてもらわないとね」
「義和はそう思っているのね」
「少なくとも八条グループではそうしているし」
 責任はちゃんと取っている、それが一番いいし人の道だからというのが代々の総帥さんの考えだしグループの理念だからだ。
「だからね」
「それでよね」
「きっとね」
「新聞社もなのね」
「うん、絶対にね」
「責任は取ってもらうのね」
「そうしてもらわないと」 
 それこそだ。 
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