八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

「それでクリスマスもね」
「こうなのね」
「うん、必死なんだ」
　そう言っていた。
「冬の時代だからね」
「百貨店の」
「けれどひょっとしたら」
「また百貨店もよくなるかも知れないのね」
「産業も栄枯盛衰があって」
　そうしてだ。
「衰えていく企業もあるけれど」
「それでもなのね」
「復活する場合もあるから」
「春はやって来るっていうわね」
「うん、だからね」
　それでだ。
「百貨店も復活するかも知れないのね」
「耐えるべき時は耐えきることもね」
「経営なのね」
「総帥さんもそう言ってるよ」
　冬は必ずやって来る、けれど春も必ずやって来ると言っていた。
「そうね」
「それが今の百貨店なの」
「とはいっても春が来るのは」
　経営においてだ。
「いつも努力して」
「それでこそなのね」
「一切努力しないとね」
　そうであるならだ。
「もうね」
「落ちていくだけね」
「日本のマスコミの多くがね」
　何故落ちたままかというと。
「努力しないから」
「ああなってるのね」
「これまで嘘とか垂れ流してきたことも言われてるし」
　特にテレビでの夜の報道番組が酷い。
「それで変わろうともしないでね」
「努力もしないのね」
「一切しようとしないから」
「落ちていく一方なのね」
「そもそもマスコミが嘘吐いたら」　
　新聞やテレビがだ。
「とんでもないことになるしね」
「普通に嘘はよくないし」
「ましてや人に情報を伝える立場で嘘吐いたら」
　それこそだ。
「とんでもないことになるから」
「実際になったわね」
「もうテレビも新聞も嘘吐き放題だったから」
　そして偏向報道もだ。
「そんなことがずっと続くか」
「むしろ続いたら駄目ね」
「それでこれまでの悪事がばれて力が落ちているのに」
　誰が嘘を言う人しかも意図的にそうする人の言うことを信じるものか、もうその時点で答えは出ている。
「反省もしないでずっとそれを通そうとする」
「努力もしないで」
「それじゃあね」
「落ちるしかないわね」
「だからマスコミはどんどん落ちていっているんだ」
　その信頼だけじゃなくてだ。
「立場もね、広告だってね」
「最近ユーチューブの方が広告あるっていうわね」
「嘘吐くし番組もね」
　それもだ。
「面白くないしね」
「バラエティとか」
「別に番組の名前覚えなくていい様な」　
　もうそんなレベルのだ。
「面白くないのが夜の七時とかに出るよね」
「八時とかね」
「アニメとかドラマやらないで」
　ゴールデンタイムなのにだ。