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ヘタリア学園

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第六百二十話  この時から清潔でした

第六百二十話  この時から清潔でした
 こんな物凄いイギリスやフランスでしたが当時日本はどうだったかというと。今とあまり変わりません。やっぱりかなり清潔でした。
「へえ、上司の人達なんて毎朝入ってたんだ」
「はい、そうです」 
 今はイタリアとドイツを自分のお家の温泉に呼んでお話をしています。野外の温泉がとてもいいです。
「それが日課でした」
「その時にお風呂が日課だったんだ。凄いね」
「他のお家の人達も最低何日かに一回は入っていました」
「それはまた凄いな」
 ドイツもその話を聞いて感心することしきりです。
「最低で何日かに一回とはな」
「確かにお風呂が好きでない人もいましたが」
 世の中その辺りは本当に人それぞれです。やっぱり日本でもそうです。
「それでもそうした人も一週間か二週間でしたね。今でもですが」
「その時の俺達で一週間や二週間っていったらもう」
「信じられない話だった」
 彼等にしてはそうだったのでした。やっぱりナポレオンは相当変わっていたのです。
「日本って本当に奇麗好きだったんだね」
「こうした湯舟のお風呂の他にもサウナもありましたし」
「ほう。それはいいな」
 ドイツはここでまた日本に対して感心しました。
「俺もあれは結構好きだが。そうか、そういったものもあったんだな」
「皆さんそうしたものに入っていました。昔から」
 日本は昔からお風呂によく入っていたのでした。やっぱり清潔なのはいいことです。三人でそのことを確かめ合いながら温泉を楽しむのでした。


第六百二十話   完


                                   2009・3・7
 
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