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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第二百九十六話 クリスマス前日その八

「それでもね」
「蒔けるか、ですね」
「そう思ってね」
「やっていくことですね」
「それでこそね」
 そうした気概も持ってだ。
「カナダもね」
「目立てますか」
「頑張っていけがね」
「そうですか」
「韓国だってね」
 日本と中国の間にあるこの国もだ。
「目立ってるよね」
「そう言われますと」
「日本も中国もアメリカもあるのに」
「実質三国に囲まれてますね」
「これはかなり辛いと思うよ」
 目立つという意味でも他の色々なことでもだ。
「ロシアもいるし」
「あの国の個性も強烈ですね」
「あの国のニュースも凄いしね」
 十一歳の男の子が一緒に動物園にいた女の子達にいいところを見せようとして熊の檻に入って熊達と一緒に入って写真を撮ろうとしたりだ、もっともどうなったのかは言うまでもない。
「何とかとね」
「目立ちますね」
「そうだね」
「文学も有名ですし」
「トルストイとかだね」
「カナダはアメリカと間違えられるのに」
 キートン君はここでもこのことを言った。
「あの国はないですね」
「もうね」
 それこそだ。
「最初からね」
「ロシアって書いてありますね」
「あそこの文学はそうだからね」
 もう独特のものがある。
「罪と罰とかね」
「スケールが大きくて重い」
「そうした感じでね」
 それでだ。
「もうね」
「他の国と間違え様がないですね」
「そんなのだから」
「いいですね、それで韓国は傍にロシアもあって」
「尚更苦しいけれど」
 目立つことについてもだ。
「目立ってるね」
「あの物凄い自己主張で」
「よくも悪くもね」
「目立っていますね」
「それは事実だね」
「そうですね」
「北もだけれどね」
 北朝鮮もだ。
「あの国はよくも悪くもどころかね」
「悪名ばかりですね」
「うん、もうあの国が有名なのは」
 それこそだ。
「その行いがね」
「あまりにも酷いですからね」
「ならず者国家だからね」
 そう言われているからだ。
「偽札に麻薬に核兵器に」
「拉致にですね」
「テロにね」
 とにかくだ。
「悪事の限りを尽くしているから」
「有名ですね」
「そうなってるけれど」
 それでもというのだ。
「有名であることはね」
「事実ですね」
「うん、けれどね」
「これはよくないですね」
「悪名は無名に勝るっていうけれど」
 それでもだ。
「あの悪名はね」
「もう論外ですね」
「あの国好きな人っていないね」
「まずいないですね」
「日本と韓国に少しいる位だから」
 所謂シンパの人がだ、左翼と言われる人達だけれど正直あの国の何処がいいのか全く理解出来ない。 
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