八条学園騒動記
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第五百八十四話 何もない様にその十一
「本当にね」
「助かるんだね」
「ええ」
そうだというのだ。
「お客さんも最初からね」
「普通の人ばかりになるから」
「それでね」
「いいんだね」
「ええ、若しね」
実際にというのだ。
「変な人がいたら」
「さっきお話した通りにだね」
「大変なことになるから」
「それでだね」
「そう、本当にね」
「助けるんだね」
「心から思うわ」
こうネロに述べた。
「私も」
「それ僕もだよ、じゃあ」
「風紀部の人達に感謝しながら」
「そのうえでね」
「頑張っていきましょう」
「それがいいね」
「ええ、それでロシュフォール先生の」
アロアはさらに言った。
「愛鳥のね」
「ドードー鳥にもなんだ」
「頑張ってねって」
その様にというのだ。
「言いたいわ」
「あの白いドードー鳥だね」
「それにね」
まさにその鳥にというのだ。
「言っておくわ」
「それじゃあね」
「そう言ってね」
「そしてだね」
「私達もね」
「頑張っていこうね」
「そうしていきましょう」
こう話してだった。
二人も頑張って文化祭でやるべきことをやっていくことにした、それはまだはじまったばかりであったがそれでもだった。
何もない様に 完
2020・8・16
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