| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新オズのオジョ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第一幕その十一

「皆でね」
「それじゃあね」
「冒険はーー楽しむーーものです」
 チクタクが言ってきました。
「皆ーーで」
「それがオズの国だよね」
「そうーーです」
 チクタクも神宝に言います。
「ではーーです」
「これからの旅をね」
「満喫ーーしまーーしょう」
「そうしようね」
「今回はーー関羽さんとーー中華街ーーで」
 今度はお会いする人と行く場所のお話でした。
「中国系ーーですーーね」
「僕は中国生まれだしね」
「尚更ーー縁ですーーね」
「そうだよね」
「はいーーオズのーー国にもーーです」
 この国にもというのです。
「中国ーー文化がーー入ってーーいましーーて」
「中国系の人もいて」
「楽しくーー暮らしてーーおられーーます」
 そうだというのです。
「中華街ーーでもーー他のーー場所ーーでも」
「いいことだよね」
「全くーーです」
「オズの国は私が王女になってからどんどん変わって」
 オズマも言ってきます。
「それでね」
「今は、ですね」
「こうした国になっているわ」
「それまで以上に色々な人がいる国になりましたね」
「色々なものがあってね」
 そうしてというのです。
「そうした国になったわ」
「そうなんですね」
「中国系の人もいてくれて」
 そしてというのです。
「アフリカ系やヒスパニックの人達にね」
「日系の人もですね」
「ロシア系の人もいるわよ」
 恵梨香やナターシャも見て言います。
「それぞれのお国の文化もね」
「一緒にですね」
「あってね」 
 そしてというのです。
「仲良くしているのよ」
「それがオズの国ですね」
「今のね、それで神様や妖怪もね」
「色々な国から来ていますね」
「妖精にしてもそうでね」
 それでというのです。
「皆オズの国の中にいてくれているのよ」
「この国の中に」
「一緒にね」
「一つの国の中に沢山のものがあるんですね」
「それがオズの国なの」
 まさにというのです。
「色々な人もいてね」
「そうですね、じゃあ」
「今回も出会いを楽しんでね」
「そうさせてもらいます」
 神宝は笑顔で応えました、そうしてでした。
 皆は黄色い煉瓦の道を歩いていきました、今回の旅はどうなるのかということを心から楽しみにしながら。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧