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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百九十九話 戦士の名は戦士その四

「そうした動きを心掛けているので」
「だからですか」
「こうした動きになりました」
「そうなのね」
「はい、ただ」
「ただ?」
「源さんの動きも」
「ももでいいわよ」
「ももさんの動きも」
 言われてそうして訂正しての返事だった。
「そうでした」
「動きが素早くて」
「思わぬものも多くて」
 つまりトリッキーさも入っていたというのだ。
「中々掴みどころがなかったです」
「そうだったのね」
「忍者の様に」
「そうそう、源さんの動きは忍者だよ」
 キンジも微笑んで言ってきた。
「それだけに素早くて」
「奇抜な動きで」
「読めない様なね」
 そうしたというのだ。
「いい動きだよ」
「そうなのね」
「俺の武器は拳銃だけれど」
 キンジは実際にその手に拳銃を持っている、先程までに美晴と共にももそしてカリーナとのバディと訓練をしていたのだ。
「狙いを定めるのに苦労したよ」
「動きを読まれますと」
 どうかとだ、ももとバディを組んでいたカリーナも箒から降りてきてワした。
「その分不利になります」
「それはね」
「ももさんもですね」
「よくわかるわ」
 こうカリーナに答えた。
「戦っているから」
「そうですね、ですから」
「それでなのね」
「動きを読まれないことは」
「それだけで大きいわね」
「今のワーム達は思考や感情はないです」
 そうしたものはというのだ。
「全く、ですが」
「目はあるから」
「そして本能もありますので」
「反応はしてくるのよね」
「ですから」
 それ故にというのだ。
「動きは読まれないことです」
「このことも大事ね」
「そうです、ですから」
「これからも」
「その様にしてです」
「動きを読まれない様にして」
「戦っていきましょう」
 カリーナはももみ穏やかな顔で話した。
「ゆっくりとでもです」
「確実にね」
「そうしていって」
 そしてと言ってだ、そのうえでだった
「強くなっていきましょう」
「そうね、けれど皆それぞれ戦闘スタイルが違って」
 ももはカリーナだけでなく美晴そしてキンジも見つつ話した。
「何ていうか色々ね」
「そう、その色々な戦闘スタイルも頭に入れてな」
 そしてとだ、キンジはももに微笑んで答えた。。
「訓練をしていこうな」
「そして戦いも」
「していくんだよ」
 こちらもというのだ。
「いいな」
「わかったわ、じゃあまた」
「ああ、訓練をな」
「していきましょう」
 こう話してだ、そしてだった。
 もももこの世界の他の面々も戦いそうして訓練を重ねていった、そうすると訓練を重ねるごとにだった。 
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