八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第二百五十話 思わぬ再会からその九
「あの国の将軍様はね」
「遥かにですね」
「ワープしたり変身したり天気変化させたり」
流石にネット小説でもここまではない。
「戦略戦術、政治も完璧で」
「まさに神様ですね」
「その神様が政治して何でああなのかは置いておいて」
慢性的な飢餓状態の最貧国になるかはだ、そこまでの能力があれば普通にあの国は世界一の大国になっている筈だ。
「凄いから」
「そうですよね」
「まあ無敵主人公もね」
こちらにしてもだ。
「基本ね」
「基本といいますと」
「ある程度の能力ないと書けないけれどね」
「小説に出来ないですか」
「もうどうしようもない人だと」
まともな捜索を読んだことも観たこともプレイしたこともないうえに何もかもがおかしい様な人はだ。
「そうした作品も書けないから」
「そうですか」
「だからあした作品も」
「北朝鮮のあのお話も」
「ある程度の資質がないと」
書く能力がだ。
「書けないんだ」
「そうしたものですか」
「そうした主人公を知っていないと」
それだけの創作を読んだりしないとだ。
「書いたり出来ないからね」
「それで、ですか」
「もう何もない人には書くことが出来ないよ」
「ではそうした人はどんな作品を書くでしょうか」
「例を挙げるといじめ漫画だと」
本当に例えだ。
「いじめキャラを依怙贔屓したり全くの無能キャラばかり出してヨイショしたりいじめだけ延々と続いてストーリーがループしたり」
「そうした作品になりますか」
「こんなのネット小説でもね」
小説投稿サイトの作品でもだ。
「読者さんから抗議殺到するよ」
「作品の出来が酷いと」
「そう批判されるよ」
「人気は出ないですね」
「叩かれるばかりでね」
「そうなりますか」
「無敵主人公でもだよ」
最近心からわかった、そうした漫画を読んで。
「ある程度の資質と常識もね」
「その漫画には常識もですね」
「ないとしか思えないから」
描く人つまり作者さんにだ。
「もう変わってるんじゃなくておかしい」
「変わっているとおかしいは違いますね」
「もっと言えば異常とはね」
このことは言える、僕も。
「違うよ」
「変わっているは、ですね」
「いいけれど」
「おかしいや異常は」
「もう言ったままだから」
その言葉のままだ。
「それが作品にも出てね」
「独創ではないですね」
「ガラクタはアートかっていうと」
前衛芸術はその辺りの区分は難しいというけれど幾ら何でも人の顔の口のところにヒールのピンがあったり人の写真を燃やす様なものは違うだろう。
「違うからね」
「それは、ですね」
「ガラクタだよ」
「小説でも漫画でもですね」
「もう明らかにおかしな作品はね」
いじめキャラを依怙贔屓する様な作品はだ。
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