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伝説となった狩人達

作者:さいぞう
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二十一人目
WALKIN' AWAY
  九話

その狩人はね、また山に行ったそうだよ。

うん、馬に会いにね…








僕がまた見つけた時、あの馬はね。

山の中腹で、風を感じているようでした。





その瞬間…
物凄い大きさの金獅子が現れたんです。


本当に大きいんですよ…









長年…食えなかったが…

相変わらず上手そうだな…









ああ、食わしてやる。
お前もそのかわり…

確実に殺すぞ…









喧嘩は始まりました。
怪物同士の戦いなんて…生まれて初めてでした…

いや…
みんなそんな経験してないでしょう。


凄い喧嘩で、見るのが精一杯でした。



獅子が金色になり…

あの馬は体が光出しました…









ドアアアアァァン!









正面衝突見たいな感じでぶち当たった時…

獅子の方が逃げて行きました。



頭に生えていた角が折れて…



また馬は、真っ白な体を真っ赤にしてたんです。








ぶるるっ。








少し自慢げに僕を見てね…

どうだ!って感じで…



僕も、お前凄いなあ!って自然に話してました。

折れた足を引きずりながら、僕の袋を噛んで引っ張ってね。

来いって言うんです…





そして…



折れた角をまた加えて…



僕に持て…って言うんですよ。




ケガした馬を支えながら行き着いた所は…



あの穴の前でした。

 
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