ドラクエ10の小説
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ランガーオ村
ここは五大陸の一つ、オーグリード大陸にある、ロンダ岬そこで、一人のオーガが力尽きようとしていた。
「うぐっ、ち、畜生........オレはまだ、倒れるわけにはいかない........アイツらを。赤マントのやつらに復讐するまでは........」
彼の名はカズマ。レンダーシアのとある村の出身だった。だが謎の集団の襲撃に襲われ、彼以外の村人は全滅した。そして、その集団に復讐するためにランガーオ村に来たのだった。
マイユ「カズマさん......遅いな」
暫くして、一人の女性が来た。彼女の名前はマイユ。ランガーオ村の長であるクリフゲーンの娘だ。
マイユ「!?あれは!」
マイユ「カズマさん!カズマさん!しっかり!...........そんな.......死んでいる.........」
マイユはカズマを起こそうとしたが、遅かったのか、既に死んでいた。
マイユ「とにかく村へ運ばないと.........」
マイユは、カズマのそばにあったせいどうの大剣を鞘に入れて、カズマを担ぎランガーオ村に帰った。
[ランガーオ村]
マイユはカズマを担いで村に帰還した。村人達は集まってきた。
マナ「おや、マイユお帰り..........!カズマ!どうしちまったんだ!?」
彼女の名前はマナ、マイユの幼なじみだ(見た目は髪型はタイプ5の茶髪で、顔はタイプ2の赤目)
マイユ「誰か........誰かザンジャ神父を呼んできてもらえますか.........」
マナ「アタシが呼んでくる!」
マナは、ザンジャ神父を呼びに教会へ向かった。暫くして
マナ「早く!ザンジャ神父!」
ザンジャ「はぁ.......はぁ.........ど......どうしたのじゃマイユさん」
マイユ「見ての通りです。カズマさんがロンダの氷穴で力尽きていたのです.........私が見つけた時はもう息がありませんでした。亡くなっているとはいえ、亡骸をそのままにしておくのはしのびないと思い、私がこの村まで......」
マナ「嘘だろ......!?」
「マジかよ.......」
「こんなことってあるかよ........」
辺りがざわつく。
マイユ「ザンジャ神父.......。どうかカズマさんの魂が迷わぬよう神にお祈りを.........」
ザンジャ「可愛そうに.......。確かに死んでおる。皆に愛されたカズマがこんなにも早く天に召されるとはのう......神も惨いことをなさる。さあ皆で祈ろう。カズマが迷わず神の御許へ行けるように......」
村人達は祈り始めた。そこに一つの魂がやって来た。
[カズマ視点]
俺はカズマ、エテーネ村出身だ、俺は冥王ネルゲルと名乗る奴の配下の魔物によって殺された。詳しい事はまた今度話そう。そして俺の魂は謎の声によって導かれた。そこではアストルティアにいる、5種族からどれに生まれ変わるのかを選べと言われた。俺は必死に悩んだ末オーガという種族を選んだ。謎の声によると不運にも死んでしまった青年がいたらしい。しかも同じ名前ときた。運が良かったのか悪いのかとにかく俺はそいつの身体を借りることとなった。そして、俺はその死んだオーガがいる村に来ていた
カズマ「俺の身体とはっとあれか!わりぃな。お前の身体を借りるぜ!」
そして俺は、そのオーガの身体に入った
カズマ「うーん.........」
俺は、目が覚めた
ジェニャ「う、うわああああああああああああああああっ!!」
ザンジャ「どうしたことじゃ!?なぜ生き返った?先程まで確かに死んでいたはず!それが突然魂が戻ったようじゃ......!一体カズマの身体に何が起こったというのだっ.........」
マイユ「カズマさん?」
すると女性が声をかけた
カズマ「よっと.......」
マイユ「よかった!生きていたんですね」
誰だこの人は....
シャラ「もうっいやだよ!神父ったら早とちりしちゃって。カズマは生きているじゃないか!」
ザンジャ「そんな......早とちりなどでは........。おぬしは本当にカズマなのか?確かに見た目はカズマだが何やら雰囲気というか目付きと言うか........」
カズマ「ここは.......どこだ?」
とりあえず、記憶喪失のふりをしとく
ザンジャ「も、もしかして記憶までも失ったのか!?」
カズマ「カズマって名前は覚えてるんだ.......ん?この武器アンタのか?」
俺は、近くにあった両手剣を茶髪の女性に渡そうとする
マナ「それアタシの武器じゃないよ。あんたの武器だよ」
カズマ「そうか」
俺は、鞘のベルトを装着する。しかし両手剣か...........エテーネの時も両手剣が俺の武器だったからな......奇妙な運命だぜ
ザンジャ「うーむ。記憶が忘れてるとなったら、名前を今一度覚えんとな。わしがこの村ランガーオで神父をしているザンジャじゃ」
マイユ「私は、ランガーオ村の村王のマイユです」
カズマ「マイユさんだな」
マイユ「いえ、呼び捨てでいいですよ。記憶を失うまでのあなたは呼び捨てで呼んでいたので。そして彼女が私の幼なじみの一人」
マナ「マナだ。アタシも呼び捨てでいいぜ」
ん?一人?てことは他にもいるのか
カズマ「分かったマイユ、マナ」
マイユ「カズマさん。今日はゆっくり身体を休めてくださいね。それじゃ、私は用があるのでこれで失礼します」
ザンジャ「そういえば、マイユさんは御父上である村王の、手伝いをしておるんじゃったな。なんでも今日は客人があるとか........」
そして、マイユは走り去っていった
シャラ「あんなに 急いで.......」
マナ「あ、アタシも帰るねー」
マナも帰っていった
ザンジャ「ふむ、カズマよ記憶を失ったとはいえ先程は、おかしなことを言ってすまなかった。まあ、雰囲気が変わってしまったのはきっと、死にかけて記憶を失ったせいじゃろうな。修行熱心なのもよいが、あまり無理をしすぎるでないぞ?せっかくの拾った命大事にするといい」
カズマ「はい」
すると小さな女子が話しかけてきた
ジェニャ「なあなあ、カズマはん。もしかしてルーラーストーン........」
カズマ「ルーラーストーン?」
ジェニャ「やっぱなんでもあらへん!てへへっ.......ほなさいなら~!」
そういって女の子は去っていった
シャラ「やれやれ.......ジェニャがあんな顔をするのは、何かお金になることを思いついた時だよ。今度は一体何をするのかねえ」
なるほどあの子はジェニャって言うのか
シャラ「それはそうと、たいしたケガもしてないみたいで安心したよ。本当に運がよかったねカズマ。後でいいからマイユちゃんにお礼を言ってくるんだよ?大変な思いをして運んでくれたはずだからね。さっき本人が言ってたように、マイユちゃんは村王の娘。家は防具やの横の橋を渡った先だよ。村王に挨拶しておいで。あ、あたしはシャラだよ」
そうしてシャラさんは去っていった。ふむ村王の家に行くとするか。
後書き
主人公の装備とレベルと見た目
名前 カズマ
見た目 髪型はタイプ5の黒髪で顔は1の黒目
職業 戦士
使用武器 両手剣
レベル 10
装備 武器 せいどうの大剣
防具 アタマ なし
体上 皮のよろい
体下 皮のズボン
ウデ 皮のてぶくろ
足 皮のくつ
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