八条学園騒動記
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第五百十九話 中華ファンタジーのゲームをその十一
「それでもね」
「あまりなのね」
「そう、それが一万どころか」
「ちょっとでも観られたら」
「もうそれでね」
それだけでというのだ。
「いい位だから」
「その中で動画で食べていくって」
「もうセンスの問題で」
「センスがないと出来ないことね」
「そうしたもので僕にそんなセンスがあるか」
そうなると、というのだ。
「やっぱりね」
「難しいっていうのね」
「そうだよ、そう思うから」
それ故にというのだ。
「ちょっとね」
「あんたは動画をあげてもなのね」
「それだけで生きていけるとは思ってないよ」
「そうしたものなのね」
「ゲーム実況でもね」
それでもというのだ。
「まずね」
「難しいことね」
「それ好きな人は多いけれど」
ゲーム実況、それがというのだ。
「まあ無理だよ」
「現実はシビアってことね」
「まあお小遣いを稼ぐなら」
それ位ならと言うのだった。
「いいかもね」
「そんなものね」
「実際お小遣いを稼ぐことも大変だよ」
動画をアップしてのそれはというのだ。
「それが現実だよ」
「そこから生きるまでは」
「これまでお話した通りにね」
「考えてないのね」
「そうなんだ、まあクソゲーは趣味としてね」
そのうえでというのだ。
「楽しんでいくよ」
「そういうことね」
「うん、これからもね」
ジミーはパレアナに微笑んで話した、そうしてそのうえでパレアナに放課後にある場所に行こうかと話した、そこは何処かというと。
中華ファンタジーのゲームを 完
2019・4・9
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