仮面ライダー エターナルインフィニティ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第三百六十九話 英雄集結その二
「これはいいことじゃ」
「これから宜しくね」
「こちらこそのう」
「仲間がいる様で有り難いな」
国木田は古城や蔵人、ペット達を見て微笑んでいた。
「共闘もしやすそうだ」
「そうだね、私のそっくりさんも多いし」
太宰も言ってきた。
「そして織田作のそっくりさんも多いみたいだしね」
「織田作さんっていうとな」
洋が言ってきた。
「カレーだよな」
「ああ、わかるんだ」
「俺がそのそっくりさんだからな」
それでというのだ。
「わかるさ」
「そういうことだね」
「魂の根っこでな」
「そうだ、魂は通じ合う」
バッハが言ってきた。
「そしてお互いを理解し合うのだ」
「何か派手だね」
「私は派手か」
「うん、何もかもがね」
そうした雰囲気だとだ、太宰はバッハに話した。
「そして他の人達もね」
「それぞれだな」
「派手だったり訳ありだったりね」
「ここにいる全員がそうだな」
「そして皆いい顔をしている」
福沢も言ってきた。
「全員頼もしい」
「それは私も?」
「そうだ」
福沢は響の横にいる未来に答えた。
「顔を見てわかる」
「私戦うことは」
「戦闘を行うだけが戦いではない」
これが福沢の返事だった。
「だからだ」
「私もですか」
「頼もしく思う」
確かにというのだ。
「全員そうだしな」
「いや、これだけの人達がいたら」
宮沢は楽しそうに言った。
「これから寂しくないですね」
「うん、それはそうだね」
中島は宮沢のその言葉に同意して頷いた。
「何百人も一緒だと」
「全然寂しくないよ、僕のいた村は」
「どんな感じだったのかな」
「こんなに人いなかったから」
「そうだったんだ」
「もうね」
それこそというのだった。
「お年寄りばかりでね」
「それってつまりは」
さちが宮沢の話を聞いて言った。
「過疎地だったのかな」
「そうなるかな」
「だってお年寄りばかりで」
「うん、村の人達はこんなにいなかったよ」
「だったらね」
それならとだ、さちは宮沢に言った。
「もうね」
「過疎地なんだね」
「そう思っていいね」
「過疎地って何だ?」
アスタはそう聞いてもわからず首を傾げさせた。
「一体」
「簡単に言うと人が少なくなってる場所です」
可奈美がアスタに答えた。
「特にお年寄りが多くなっていますと」
「余計にか」
「そう言われます」
「ちなみに佐賀県が特にだとか」
可奈美はこの県を例えに出した。
ページ上へ戻る