インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
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第41話EOS
前書き
皆さま、どうも投稿が遅れて申し訳ございません
今回はガチで忙しくなかなか執筆作業が進みませんでした
あと今回もある意味ゴリ押し会なのでご了承ください
それではどうぞ
千冬「織斑、篠ノ之、オルコット、ボーレヴィッヒ、デュノア、原井、凰、更識!お前たちは以前の襲撃によりISの自動修復が追いついてないためしばらくの間、ISの使用を禁止する」
一箒セ鈴ラシャ空簪「はい!」
現在、一年生全体で合同のISの訓練の中で専用機持ちのメンバーが使用を禁止されている
理由は千冬が述べているとうりでファントムタスクの襲撃やゴーレムIIIの襲撃などによりISが深刻なダメージを受けていたことが原因である
しかし、その間はISの訓練は出来ないかというとそうでもなく彼らにはあるものが当分の間の訓練のメニューになっている
千冬「使用禁止中の間だがお前らにはこれをつけてもらう」
真耶「みなさーん!こちらに注目してくださーい!」
全員がグランドに集まってからなんのコンテナだろうかと話してはいたがやっと披露されるという事で生徒たちはざわざわと騒ぎ出す
女子「なにあれ?新しいISとか!?」
女子「それだったらコンテナじゃなくて、ISハンガーでしょ?」
本音「何かな〜?お菓子かなぁ〜?」
生徒たちが騒つくなかのほほんさんはいつも通りのようだ
真耶「それではお披露目です!オープン・セサミ!」
・・・・・見方に滑ったのである
生徒たちは目を点にして全員ポカーンとしている
真耶「うぅ…時代の流れって残酷ですね…」
涙を堪えながら山田先生はコンテナを展開させた
そこには何やらスーツみたいなものがあった
全員「「「こ、これは…」」」
一夏「何です?」
スパーンッといい音がアリーナに響く
ラウラ「教官…これはまさか…」
千冬「織斑先生と呼べ…」
織斑先生はラウラを軽く睨みつけたあとそのスーツの方へと目線を向けた
千冬「これは国連が開発中の外骨格攻性機動装甲『EOS』だ」
一夏「EOS…?」
聖成「Extended・Operation・Seeker。略してEOS。目的としては災害時の救出活動などを想定して作られているはずだが…」
鈴「あんた、無駄に詳しいわね…」
聖成「そりゃぁ、うちの研究所がベースの開発だけ協力してるからな」
セシリア「もうあなた何でもありですわね…」
ごもっともである
その中1人の少女が恐る恐る質問するのであるが
箒「あの…先生もしかしてしばらくの間のメニューってまさか…」
千冬「察しがいいな、篠ノ之。EOSの実稼働データを提供するようにIS学園の上層部に通達があってな。今どうせお前たちは専用機は使えない、レポートに協力しろ」
真耶「皆さんは訓練機で模擬戦を行いますからあちらに行ってくださーい!」
織斑先生がEOSが送られてきた理由を説明している中山田先生は他の生徒を誘導する
そして文句を言いつつもその場を離れていく生徒たち
千冬「早くしろ馬鹿ども、時間は限られているんだ。それともアレか?お前たちはこいつをいきなり乗りこなせるのか?」
セシリア「お、お言葉ですが先生、代表候補生であるわたくしたちがこの程度の兵器を扱えないはずがありませんわ」
セシリアが少し反論するが逆にそれが爆弾となり
千冬「そうか、ではやってみろ」
にやりと唇を釣り上げ全員がぞくっとした恐怖を感じながら各々が各機へ乗り込み始めた
思い金属の動く感触。
一夏「こ、このっ……!」
箒「こ、これは…」
セシリア「重い…ですわ…」
鈴「う、嘘でしょ…」
シャル「う、動かしづらい…」
ISとはかなり扱いが違う上かなりの重量のある故に彼らは扱いに困っていた
シャルル「みんな大変そうだねぇ〜…」
千冬「お前も乗ってみるか?」
シャルルへのまさかの提案をする千冬
だが
シャルル「私のISは破損してないので遠慮しておきます〜」
苦笑いをしながらISで模擬戦をしている者達の方へと向かうシャルル
聖成「ふむ…だったら俺はこれつけるか…」
聖成はそういうのタジャドルの中から全身装甲のスーツを出した
千冬「おい、外川。なんだそのスーツは?」
当然のごとく質問をされた織斑先生から聖成
聖成「これはうちが協力して作ったEOSのベースデータをもとに作ったスーツでこいつの名前は《ULTRASUITS(ウルトラスーツ) ver0.0T型装備》です」
ウルトラスーツと呼ばれたものは赤色をベースにシルバーと青のラインが入っており、上半身にパイプの入ったプロテクターが装着されていた
聖成「さっき乗ってみたんですけどなんか…軽かったので…」
そのあとさらに衝撃的な発言に
一夏「はぁぁぁ!?これが軽いだと!?」
箒「お前は馬鹿なのか!?」
ものすごく反感を買っている
聖成「これでよしと」
スーツを装着して少し準備運動をする聖成
千冬「それではこれからEOSの模擬戦を開始する!はじめ!」
織斑先生からの発言により急遽EOSによる模擬戦が始まった
聖成「遅いぞお前ら!」
聖成がダガーナイフを持ち即座に動き始めた
最初に狙ったのはセシリアであった
セシリア「急に来てもダメですわよ!」
少し余裕を見せているがセシリアはペイント弾の入ったアサルトライフルを放つが反動が大きく照準がずれてしまう
セシリア「ここまで、大きいとは…」
聖成「さっきの余裕はどうしたんだよ」
聖成はセシリアの足を蹴り転ばせてから首元に軽くナイフを当て次の相手に備えた
しかし知らぬ間に残っていたのはラウラだけであった
聖成「さすがというべきか…行くぞ」
ラウラ「これなら遅れを取らんからな…」
ラウラは聖成に向けアサルトライフルを素早く放つが、聖成はそれを避ける
セシリア同様に近づいて足を蹴ろうとするがさすが元軍人という事だけあり近接格闘で対抗をしてきた
ラウラ「くっ、やるではないか…」
聖成「お前こそな…」
互角かと思われたが聖成はラウラの腕を掴みそのまま足を蹴り転ばせた
千冬「勝負あり!」
この模擬戦は聖成の勝利で終わったのであった
一夏「お前、自分の使いやすいやつ持ってくるなんで…卑怯じゃないのか…はぁはぁ」
聖成「卑怯とは失礼な、だったらだれか代表でつけてみろ?かなりのハンデだと思うぞ?」
ラウラ「じゃぁ私がつけてみよう」
一夏が少しいちゃもんをつけてきたので聖成は反論を含めどれ程の負荷を与えてるかを体験するよう提案すると先ほどの模擬戦でEOSを軽く扱っていたラウラがスーツを装着する
聖成「どうだ?スゲェだろ?」
ラウラ「……あ、あぁ、全く動かん…」
空「うそだぁ…今度は俺にやらせてみろ」
転生者のため色んなバフ盛りの空、そのためEOSをかなり軽く扱っていたがスーツを装着すると
空「前言撤回、これ動かんわ…」
聖成「俺だって使いこなすのに半年かかったからなぁ〜、かなりのかなりの代物なんだよなぁ〜」
シャル「いやでもEOSを軽々と動かすの自体すごいのに、その動かせた人たちが動かせないものをいとも簡単にあんな動かされたらもう勝ち目ないじゃん…」
聖成「そんなこと言われてもなぁ…、一応これも研究の一環といえば一環なんだから仕方ないだろ…」
そう言いつつこの合同訓練は終わりを迎えた
後書き
聖成はISを修復するために一旦、研究所へ向かうことになったがその頃IS学園はとんでもないことが起きていた
第41話ワールドパージ
ふむ…ネタが…
聖成「とうとう言いよった…」
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