オズのファイター大尉
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第五幕その十一
「その時のこともそうさせてもらいます」
「そういうことでね」
「はい、また」
「それじゃあね。あとね」
「あと?」
「君は随分とドラゴンや龍が好きだね」
大尉は新法のこのことに気付きました、それで言うのでした。
「そうだよね」
「はい、大好きです」
神宝も否定せずに答えます。
「中国では龍は人気がある生きもので」
「それでなんだ」
「僕も好きなんです」
こう答えるのでした。
「僕も」
「成程ね」
「偉大な動物とされていて皇帝も」
かつて中国を治めていた人達もというのです。
「自分を龍と言ったりもしていました」
「龍が人気があるからだね」
「偉大とされているので」
そうした生きものとされていたからだというのです。
「それでなんです」
「成程ね」
「それで今も龍は人気があって」
「神宝も好きなんだね」
「ドラゴンも」
こちらもというのです。
「好きです」
「中国ではそんなに人気があるんだね」
「あとパンダもです」
この生きものもというのです。
「人気がありますよ」
「中国っていうと」
恵梨香も言ってきました。
「パンダよね」
「うん、中国の生きものっていったら」
ジョージも笑顔で言います。
「やっぱりパンダよね」
「あの白黒の色がいいよね」
カルロスもパンダについて言いました。
「可愛いね」
「小さいパンダも可愛いわね」
ナターシャはこちらのパンダのお話をしました。
「茶色の毛で尻尾とかが白と黒のストライブになってる」
「ジャイアントパンダとレッサーパンダがいて」
神宝もそうしたパンダのお話をします。
「ジャイアントパンダが有名だけれど」
「レッサーパンダもね」
「そちらも可愛いよね」
「それで人気があって」
「注目されてるわね」
「そうなんだよね、中国でもね」
そのパンダのいる国でもです。
「大人気だよ」
「パンダなら私も知ってるわ」
ドロシーも笑顔で言ってきました。
「オズの国にもいるし」
「そういえばいますね」
「笹を食べたりしているわね」
「パンダっていうと笹ですしね」
「よく食べてるわ」
「僕この生きものも大好きなんです」
パンダもというのです。
「本当に」
「パンダは欠かせないというか」
「はい、中国では龍と同じ位重要な生きもので」
「外の世界にいるだけあって」
「皆大事にしています」
「そうなんだね」
大尉も頷きます。
「それで神宝も大好きで」
「オズの国にもいるので」
だからだというのです。
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