八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第二百九話 運動会前その六
「それも普通の人間よりもな」
「優先的に捕まるよね」
「マークされているからな、警察に」
「ヤクザ屋さんはね」
悪事、犯罪を犯す存在として意識されているからだ。
「そうなるが」
「日本の学校の先生はどうか」
「警察にいつもマークされていないな」
「警察が学校に入ることは」
このこと自体がだ。
「滅多にないしね」
「事件でも起きないとないな」
「そうだよ、それで学校のことは先生達が仕切るから」
つまり当人さん達がだ。
「警察は入って来ないし聖職者って言われるから」
「犯罪者か予備軍が多くてもだな」
「昔は先生様って言われてたんだ」
先生だけでも敬称なのにだ。
「そこまで尊いってされてたから」
「尊敬もされていてか」
「だから余計におかしくなるんだよね」
「頭下げられて調子の乗るか」
「そうしてね」
そのうえでだ。
「警察もマークしないどころか学校には殆ど入ることがないから」
「ヤクザより酷いか」
「うん、ヤクザ屋さんはちょっとしたことで捕まるから」
別件逮捕さえある、何でもオウムの捜査の時別件逮捕を言う人がいたがこんなことはヤクザ屋さん相手なら普通だ。
「遥かにましだな」
「中国の黒社会は問題になっている」
劉君は真剣な顔で僕に言った。
「しかしな、義和の話を聞くと」
「日本の学校の先生も酷いよね」
「もっと酷いかもな」
「腐りに腐って」
そうなってだ。
「どうしようもないから」
「そうだな」
「うん、そんな教師連中を刺激しない為には」
「体操服が半ズボンやスパッツになってよかったか」
「小学校でも中学校でも高校でも」
どの教育課程でもだ。
「変な先生っているからね、千人いたらおかしな人が一人は絶対にいるっていうけれど」
「日本の教師は遥かにだな」
「その割合が高いだろうし」
その犯罪件数の多さを見るとだ、それが氷山の一角だと考えるととんでもない割合になることは間違いない。
「それでね」
「性犯罪を起こさせない為にか」
「ブルマは廃止されたのかもね」
何でも当時ブルセラショップが流行ってというらしいがだ・
「それでよかっただろうし」
「そういうことか」
「うん、それでもうね」
「アニメでもなくなったか」
「そうだと思うよ」
アニメでも狙っている作品でしかなくなった。
「それでこれからはアニメでもどんどんね」
「さらに減っていくんだな」
「昭和の遺物だよ」
まだ学校の先生が聖職者と言われていた時代だ。
「だからもうね」
「消えるんだな」
「そうなるよ、絶対に」
リアルでは完全になくなったしだ。
「もう半ズボンかスパッツだよ」
「それかジャージか」
「冬は特にね」
「性犯罪のことを考えるといいな」
「そうだよね、だから運動会も」
この時もだ。
「皆半ズボンかスパッツだよ」
「日本の秋の風物詩の運動会もか」
「うん、何処もね」
「俺としてはな」
ここで劉君はこんなことを言った。
「野球やサッカーやバスケのな」
「ユニフォームがいいんだ」
「特に阪神のな」
このチームのというのだ。
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