地球防衛軍VーARC5555が民間人として転生しましたー
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Goodbye, my peaceful life
脱出・後編
前書き
ミストラルで地上に出たファイブス達。
しかし、安全な場所など何処にもない………
必死に地上の出たが、地下以上の惨劇が広がっていた。
レンジャーと戦車『ブラッガー』やコンバットフレーム・ニクスが地下以上にいる巨大生物の大群と戦っていた。
空には金色に輝く多数の飛行物体。
それを見たファイブスは直感でわかった
『これは地球外から来た軍隊』だと。
元々『銀河共和国』に所属していた兵士である。もちろん金色の船など見覚えはないが直感がそう言っている。
ファイブスはミストラルを操りながそんな事を感じていた
兵士B「冗談じゃないぜ! まだ地下のほうがマシじゃねぇか!」
軍曹『嘆いてる暇はない! 生き残る為に撃て!』
部下の嘆きに外部スピーカーで怒鳴る軍曹。
エアレイダーのミストラルに乗っていた兵士も降りて怪物と交戦する。
レンジャー「アレ見ろ! ミストラルだ!」
怪物と戦っていたレンジャーの兵士がミストラルを指差す。
軍曹『よそ見をしないで撃ちまくれ!』
一同『Yes sir!』
軍曹『伍長、動けるコンバットフレームを起動しろ! ファイブスはそこの白い建物で入隊申請してくれ。サインと免許証があれば大丈夫だ!』
ファイブスは軍曹の指示通り、白い建物の前にミストラルを駐機させて降りる。《ハードケース》には自立戦闘を命じた。
受付「ええと……何かご用でしょうか?」
受付の男性は慌ただしい状況で入ってきたファイブスに驚く。
ファイブス「入隊申請をしたい」
彼がそういうと受付の男性は急に笑顔になった。
受付「!? はい! 状況が状況ですのでこの用紙に名前と住所、年齢等をお願いいたします! 後の細かいも事は私がやっておきます!」
-3分後-
受付「はい、以上で手続きは完了しました。健闘を祈ります」
ファイブス「ありがとう……」
お礼を言うと、ファイブスは建物を出てミストラルに再度搭乗した。
- - - - - - - - - - - -
ファイブス『(数が多い!) 伏せろ!』
敵に押され気味味方に向けてコンバットバーナーで敵を焼き払う。
ニクス1『そ、装甲が溶けてる……! こいつら酸を出しやがうぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』
側で戦闘してくれいた水色のコンバットフレーム・ニクスが巨大生物によって破壊された。
ファイブス『軍曹、機動戦闘に移行する。サポートを頼む!』
ファイブスはバーニアを吹かし、飛行しながら敵と戦う戦術に切り替えた。
軍曹『了解だ! 田中! 岡沢! 地上倉庫にある装甲車を取ってこい!』
田中・岡沢と呼ばれた兵士が軍曹の指示を了承し、近くの倉庫に向かう。
それを援護しながら、ファイブスは『あること』思いだし無線を軍曹に繋げた。
ファイブス「軍曹、街に着いたら家から戦闘に必要な私物を回収したい。大丈夫か?」
軍曹『問題ない。だが、この状況を切り抜けられたらな!』
生き残った他のレンジャー達も倉庫に駆け込んでいく。
基地司令「軍曹!! 新入り! 援護感謝する」
最後に基地の指揮官達も倉庫に入った。
地上の敵を制圧し、周囲を計画していると、ニクスに乗った兵士が無線で伝えた。
ニクス2『軍曹! レーダーに反応……空から何か降って来ます!』
ファイブス『気を付けろ! あれは隕石ではない!』
ファイブスもミストラルの対空レーダーの反応を確認した。
ニクス3『なんだあれは! 相当な数が降って来てる!』
レーダーに次々と増える光点に慌てるニクスのパイロット達。
エアレイダー『軍曹! 落下物から敵が出て来ています!』
そうエアレイダー(先輩)が言いつつ現れた怪物を攻撃する。
ファイブスも敵を攻撃しながら落下物の『塔』の弱点と思われる場所を無線で伝える
ファイブス『……塔の天辺を狙え! おそらくそれが弱点だ!』
軍曹のミストラルが飛び立ち、落下物の天辺を集中攻撃する。
すると、落下物はすぐに爆発して壊れた。
しかし、1本破壊したところで『焼け石に水』次々と降ってくる。
幸いな事に破壊した落下物以外から敵が出て来る気配がない。
その隙を逃さず、基地の放送で基地の司令が命令を伝えた。
基地司令『グレイプ武装装甲車の準備完了だ。この基地は放棄する! 各員我々に続けぇぇぇ!』
倉庫から機関砲を搭載した装甲車が数台出てくる。
他のレンジャー達は皆、この車両の兵員室に乗っている。
ファイブス達も皆随伴し、基地から逃げだした。
……軍曹とその部下にファイブスは知らない………この基地に再度戻ることになるということを………
後書き
ファイブスの『私物』は愛用のアレです。アレ。
次回はファイブスの『ARCトルーパー(歩兵)』としての実力を出そうと思います。
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