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真似と開閉と世界旅行

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強奪~

 
前書き
終盤…盛り上げにかけるだろうか…ではどうぞ。 

 
ー亮ー

「みんな、何か進展はあるか!?」

俺が聞くと通信から春鈴から必死な声が聞こえてくる。

『来ました…っ…シンです!!』

「「「っ!!!」」」

瞬間、全員に緊張が走る。

「ユイっ!春鈴の部隊の位置は!?」
『亮お兄ちゃんの位置から北西!!…少し遠いです!』
『一般兵の方は退かせて外史の方や将が相手を!』
『俺や亮がいくまで無理はするな!!わかったな!?』

ユイの言葉に焦り、朱里が指示を出して咲が叫ぶ。

「俺もすぐにいく!春鈴、無茶だけはするなよ!!」

俺は叫び、通信を切る。今ので各自はシンの方へ向かうはずだ…!











ー春鈴ー
「いやぁ…参りましたねぇ…」

烈火を構えてシンを見据える。

「やぁ、春鈴ちゃん」
「…貴様、気安く真名を…っ!!」
「あっはは、怖い怖い」

私が怒りと殺意をぶつけてもシンはニヤニヤと笑うだけだ。…その時だった。

「はぁぁぁぁっ!!」
「でやぁぁぁ!!」

ユウキ様とヴィータ様の二人。その一撃は容易く障壁で防がれる。

「てめーがシンか!よくもあたしらの世界を…!」
「絶対にここで倒す!!」
「君たちの相手は面倒だねぇ…」
「お二方、あいつの能力にだけはご注意を!!」

私たち三人が構え、シンは首をこきこきと鳴らし、メダルを手に取る。

「はぁ!!」
「よっと」

二人のラッシュを回避し、まずはヴィータ様に手を向ける。

「千の雷」
「っ!アイゼンっ!!」

金髪に変わったシンの手から強烈な雷が飛び、それがヴィータ様に直撃して障壁ごと大きく吹き飛ばされた。

「ヴィータ様!」
「かっ、はっ…この力…フェイト、よりも…!!」
「次は君だよ、ユウキちゃん」

直後、違うメダルを手に持ち、リョウコウさんの武器を手に持ったシンが一瞬で近づく。

「っっ!ホリゾンタルスクエア!」
「剛断」

ガキィィィン!!

「ぐっ、あっ…!?」

ユウキ様が放った四連撃をシンはたったの一撃で押し切り、吹き飛ばす。そしてまた一瞬でちかづき…

「流星脚!」

ドゴォ!!

「あがぅ…!?」

ユウキ様の鳩尾に飛び蹴りが叩き込まれ、ユウキ様は吹き飛び、苦しみながら転がる。そしてその技の隙を見て私は横から飛び込む。

「そこぉ!!」
「遅いよ」

一瞬で体勢を建て直し、素早い一撃が迫るが私はそれを避ける。

(あの人に一泡吹かせようと鍛練していたのがこんなところで…!!)
「…すばしっこいね…!!」

苛立ちでどんどん動きが荒くなる。…そこは、あの人とは違う。その一瞬で私は冷滅から爪を出して足を固定、気を烈火に込めて弾丸を装填する。

「撃ち抜く!!破射爆火!!」
「ぐっ!!」

キュイィン、といつもの音が響くが…僅かに吹き飛ばしただけで障壁は抜けなかった…!!

「き、さまぁ…僕に衝撃を与えたな…」

シンの顔に怒りが浮かぶ。いける。そう思った次の瞬間…

トン

「……えっ」

腹部から焼けるような痛み。…見れば、そこにナイフが突き刺さっていた。

「ぐっ…ぅ…」
「そこでもがいていなよ」

恐らく、最初の方に使った幻想郷の人の時止め、それを使われたのだ。…吹き飛ばされながらメダルの交換を行ったのだ…だが、あの力は聞いている。長時間は止められないはず…そう思ったとき、シンの姿が消えた。

「…っ!ユウキ様、ヴィータ様!!」
「遅い」

次の瞬間、あの光が二人に放たれ、それが収まるとヴィータ様の武装や魔法の衣服がなくなり、普通の少女に。ユウキ様にいたっては姿が一変してしまっていた。

「君たちの力、もらったよ」
「アイゼンっ!!てめーっ!!アイゼンを返せ!!」
「そんな…ボクの…こんな…!!」

シンはこちらをみる。

「次は君の力を…」
「そうはいかないわ!!」

次にやってきたのはアスナ様、そして飛んできた咲様だ。

「シン…!!ここで終わりにしてやるぜ……!!」
「早いなぁ、君は最後に殺したかったんだけど」

言うが早く…シンはメダルを構えた……









ー咲ー

「リパル、ラスボス戦だ、いけるな!?」
『いつでも!!』
「早速試してみようか…アイゼン」

そういうとシンの手に槌が現れる。

「ふっ、ざけんなてめぇ!!!アイゼン!!おいアイゼンっ!」
「無駄だよ。これはもう僕の物さ…ふっ!!」
「っとぉ!!」

放たれた鉄球を弾き、切り込む。

「ダークオーラ!!」
「ラケーテンハンマー!」

力がぶつかりあい、俺は大きく弾かれる。

「ちぃ!」
「ギガントシュラーク」
「やっ、べぇ!!」

とっさにAモードを発動し、それを受け止めるが、抑えきれるものでもなく、地面に叩きつけられる。

「が、はぁ…っ!!くっ!」

とっさに闇を爆発させ、わずかに空いた隙間から遠くに飛び立つ。

「やぁぁぁ!」

アスナが構えて踏み込む。スピードならいけると踏んだようだが、すぐにシンはメダルを変え、紫の髪にユウキの剣を持つ。

「なっ!」
「あれは…ボクの…っ!!」

アスナはソードスキルを発動し、突撃する。

「カドラプル・ペイン!」
「…ふふっ」

シンは笑うと見たことのない構えを取り、ソードスキルを発動させるが…それを見た瞬間、ユウキの顔が青ざめた。

「うそ…やめて…その、技は…それだけは…やめてぇぇぇぇ!!!」

直後、アスナが放った四連撃は弾かれ、シンのソードスキルは続く。

「ふふふは!!」
「きゃぁぁっ!!」

くりだされる斬撃がアスナの体を裂き、鮮血を舞わせる。

『咲さんっ!!!』
「やめろてめぇぇぇっ!!!」

リパルの声と同時に俺はすぐに飛び立つが、距離が遠い…!アスナは最後の抵抗と言わんばかりにソードスキルを再度発動、シンの攻撃を弾いていくが…アスナの動きが止まったあと、まだシンの剣にはエフェクトが残っていた。

「残念、一発足りなかったね」
「……っ…キリトくん…ごめんね…わたし…!」
「アスナぁぁぁぁ!!!」

シンがつきだした一撃は…アスナを貫かなかった。だが…

「ごほっ…」
「春鈴っ!!」

春鈴が間に割り込み、烈火とその身を持ってアスナを守ったのだ。そして…その身を貫いた刃をがっしりと掴み…叫ぶ。

「…っ!!亮さぁぁぁぁんっ!!!」

叫んだ、その名を呼んだ。…そしてあいつは、答えた。













ー亮ー

俺は連続で瞬動を用いてシンが出たと言う場所に向かう。…そして、見た。アスナが打ち負け、その身を裂かれるのを。そして、見た。春鈴がアスナに向けて止めと放たれた一撃をわざとその身で受け、最大のチャンスを作り出したのを。そして………聞いた。彼女の叫びを。

「…っ!!亮さぁぁぁぁんっ!!!」

…考えることはなかった。俺は擬音と迷切を握りしめ、引き抜く。そしてありったけの気を籠めて…叫んだ。

「うおおおおおおっっっ!!!!!」
「なっ…!?」

ズパァァァンッ!!

「ぎゃぁぁぁ!?!?」

渾身の一撃が、シンの死角をつき、障壁を撃ち抜いてその身を切り裂いた。瞬間、シンは吹きとび…更にはその懐から多数のメダルがこぼれ落ちる。刺さっていた剣が抜け、崩れ落ちる春鈴の体を俺は受け止めた!

「春鈴っ!!」
「…あはは…さすがです…」
「そんな、わたしのせいで…!」
「大丈夫ですって……ちゃんと、急所は外し…ましたから…」
「急所が外れてても出血はしてる、動くな!!」

俺は急ぎ回復術を用いて春鈴の傷を癒す。あくまで最低限の治療をほどこし、俺は春鈴の頭を撫でる。

「…よく、やってくれた…!お前のお陰で…あいつに一撃をくらわせられた!」
「…本当、なら…わたしが叩き込みたかった、ですけど…後は、お任せします」
「ああ、任せろ」

そして咲が飛んできてアスナを回復させる。
「アスナ、大丈夫か?」
「うん…凌統ちゃんのお陰で…」
「……みろよ、亮。あいつの障壁が…」
「ああ、わかる。…なくなっている。…やれるぞ、咲」

シンはゆっくりとその身を起き上がらせ…遊びの消えた目でこちらを見た。

「またしても…またしても…貴様らぁ…このゴミクズめがぁぁ…殺す…チリも残さず殺してやるぅぅぅ!!!」

直後、強烈な力がシンの周囲に渦巻いてく。そして奴の全身は鎧のようなものに包まれる。

「ラスボスお得意の第二形態か…あと一息だ。勝つぞ、亮!」
「ああっ!!」

俺たちは構える。…もう後はない、勝つだけ…俺たちは叫びながらシンに向かって突撃していった…

 
 

 
後書き
実はシンの力で孫堅さん(原作)を出そうか悩んだけどさすがにやめましたw 
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