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七人の大罪人の償い

作者:夜桜雪奈
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番外編 七人の過去

 
前書き
この話は、本編とは違い日向、月島が6歳の時の話です。 

 
~日向の過去~

俺が気づいたのは、街に魔物が襲ってきたときだった。
俺の母さんも父さんも俺を逃がそうと必死になってくれたよ。でも、駄目だった。俺らは魔物に囲まれてしまったんだ
。父さんと母さんは、俺を守ろうとして、喰われたよ。そのときね、思ったんだ。俺が足手まといだったせいだって。
で、その直後 俺は本で読んだ言葉を思い出した。それは、
「人間は本心から思い込めば思い込むほど、強くなることがある」って。
俺はその後思ったさ。
<俺は強い!世界で一番、いや、宇宙で一番だ!俺は...神にだって勝てる!>
そう思ってから、まばたきをしたあと、いつもったのかわからない斧がてのなかにあった。見た瞬間、周りは時が止ま
ったように動かなくなった。そして、同時に自分が七人の大罪人の一人 傲慢の罪 であることがわかったよ。
 その後はもう一瞬、動き始めたと同時に斧を振りかざして、後は覚えていない。
で、目が覚めたときには、なぜか政府にいて色々な説明を受けていまのおれがいる。
...これで俺の話しはおしまい。


~赤葦と二口の過去~

 俺達は、思い出したきっかけ、というものがありません。自我がめばえはじめた頃には既にわかっていたので。
でも、最初からわかっていた分、武器を出すのが大変でした。毎日毎日政府で特訓をして、たまに壁の外に出て、俺達大罪人の償い方、魔物を倒して、人々を守るということもしていました。それで、武器をだせたときには二人で凄い喜びましたよ。まあ、そのあとも全員が揃うまでは同じことしかしていませんでしたね。
 俺達の過去はこのくらいです。


~瀬見と岩泉の過去~

 俺らは小さい頃から一緒に育ってきた。遊ぶときも、勉強するときもいつでも一緒にいた。毎日が楽しかったよ。
ある日俺らはいつもどうり一緒に遊んでいた。でもそんなところに、盗賊がやって来た。俺らは戸惑ったよ。盗賊たちは俺らを捕まえて売ろうとしていた。そのとき俺は、
<何で俺達なんだよ、神様は俺達にこんな運命を背負わせて一体なにがしたいんた!ふざけんな!>
そんな感情がめばえた。
俺がそんなことを思っているとき、瀬見は、
<どうすればいい、俺はどうすれば...。そうだ、俺の 地 の魔法をつかえば...そうだ、そうしよう。盗賊なんて、
 食らいつくしてやる。>
って思っていたらしい。そしたら俺はナイフ、瀬見は刀を2本、持っていた。
その後、動くのは早かった。もう一瞬でけりがついたよ。
そのあとは日向と同じで、政府で目が覚めた。
...まぁ、こんなところか。


~月島の過去~

 僕は特に話すことはないんですけど。まあ、気づいた経緯は日向と同じで、おもったことは、
<人なんて信じられない、こんな運命を僕にあたえた神様なんてもっと。いたとしても、信じたくない!!>
デスネ。怠惰の罪 ってわかったのも同じですから。


~夜久の過去~

 俺の母さんと父さんは、ハンターをやっててな。たまに家をあけることがあったんだ。
んで、そのときはいなくて、いつもどうり明日には、帰って来るだろうと思っていた。
で、母さんたちは帰ってきた. . . 遺体として。俺はいそいで遺体をもってきたハンターの人に聞いたさ。そしたら
<高ランクの魔物にあったんだ。二人は、俺達に息子をよろしく。ていって飛び込んでいった。魔物は倒したが...死んでしまったんだ。>
俺は、思った。
<何で、何であいつらはいきているんだ。周りのやつらも、幸せそうに生きて...。俺も、俺らも幸せに暮らしていきたかった!!>
そう思ったときに、分かった。俺が大罪人だってこと。
そこからは、皆と同じだからなぁ。
まぁ、これで、俺の話はおしまい。



七人の大罪人は、月に一度、償いをしている。皆が違うことを考えながら。それぞれの思いをかかえながら。





瀬見 3年 暴食の罪 風、地、? 刀二本 
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