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死神と呼ばれた転生者

作者:正博
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第7話

 CE73年
 私設武装組織ソレスタルビーイングと『死神』は、それから2年表には出なかった。

 リズ「ねぇ。いい加減パクリの名前変えない」
 リュウイチ「その内考えるよ」

 今俺達は小惑星の中に作った秘密基地で、クォーター級マクロスを建造中だ。
 神様が転生者を次々送り込んで、今では120人の大所帯になっている。
 中には違う世界へ再転生する奴もいるのだが、大抵は残っている。
 そこでクォーター級マクロスの、建造を始めた。
 戦闘要員も80人に増え、初期メンバー以外はそれぞれ好きな機体に乗っている。

 コウタ「兄貴、ミネルバが動きました。デスティニー始まったみたいです」
 リズ「メテオブレイカーと反応弾は、準備してあるわよ」
 リュウイチ「取り敢えずは、ユニウスセブン落としを阻止する」

 バルキリー隊15機に反応弾を持たせ、プトレマイオス2で他に20名連れていった。
 ユニウスセブンに転移すると、ジンハイマニューバ2だったか40機いた。
 しかも降下は、既に始まっていた。

 リュウイチ「バルキリーは下から反応弾で削れ、後の者は敵の排除後メテオブレイカーの設置かかれ」

 バルキリー隊が発進後、それぞれの機体が発進した。

 リュウイチ「ブルー1出る」

 ブルーはツインビームサイズを持つと、近くにいたジンハイマニューバ2を切り裂いた。

 ???「何者だ」
 リュウイチ「『死神』」
 ???「ふざけるな!!」

 ジンハイマニューバ2が、重斬刀で斬りかかって来た。
 1撃を躱すと、ツインビームサイズで背後から切り裂いた。
 10機程倒した時ザフトの部隊がやって来た。

 ディアッカ「何だ、この状況は!!」
 リュウイチ「こいつらがユニウスセブン落としの犯人だよ」
 ディアッカ「貴様は何者だ!」
 リュウイチ「『死神』」
 ディアッカ「ふざけるな!!」
 リュウイチ「ふざけているのはどちらだ。時間が無い。問答する間があれば仕事をしろ」
 ディアッカ「くっ・・・ディアッカ隊メテオブレイカーの設置を急げ」
 ???「させぬ。ザラ議長の無念を晴らす為に」
 リュウイチ「成程、お前達ザラ派の人間か。良い事を教えてやろう、俺達はクライン派に雇われていた傭兵。私設武装組織ソレスタルビーイングだ」
 ???「貴様たちが」
 ???「殺せ、ザラ議長の弔いだ」
 リュウイチ「死ぬのは貴様らだ」

 ブルーはツインビームサイズを仕舞うと、シシオウブレードを抜いた。

 リュウイチ「『トランザム!!』」

 ブルーはトランザムを使うと、ジンハイマニューバ2のコックピットを貫いて行った。
 周囲から見れば、何が起きたか分からなかっただろう
 残り15機程が急に倒れたのだ。

 ディアッカ「何があった」
 リュウイチ「時間が無い。ソレスタルビーイング、メテオブレイカーの設置だ」

 メテオブレイカーの設置をしていると、ミネルバが到着した。

 デュランダル議長「これは一体、何があった」
 タリア「戦闘が行われた後の様ですね」
 アレックス「あれは! 私設武装組織ソレスタルビーイング」
 デュランダル議長「アレックス君。それは2年前の大戦を陰で支えたと言う」
 アレックス「はい。だがこの2年姿を見せなくて」

 メテオブレイカーの設置を全て終えた俺達は、装置を起動させユニウスセブンを破壊した。

 デュランダル議長「ありがとう、助かったよ」
 リュウイチ「礼を言われる事はやっていない」
 デュランダル議長「だが何かお礼をしたいのだが」
 リュウイチ「すまんが次の依頼が、近いので断らせてもらう」
 デュランダル議長「そうか残念だが仕方が無い」
 リュウイチ「全員帰るぞ」

 そう言って俺達は、プトレマイオス2で帰って行った。


 これでしばらく静かになると思ったが、地球連合軍がまた動き出した。
 ユニウスセブンの急な消滅は、プラントが月基地に落とす実験の失敗の為だと言い出した。
 ユニウスセブン後に残る、MSの残骸やメテオブレイカーの映像を流して。

 リズ「出来たわよ。ウルトラハイパーNスタンピーダー」
 リュウイチ「うちは大丈夫だろうな」
 リズ「全部プラズマジェネレーターかGNドライブに、交換したから問題無し」
 リュウイチ「ユーリは別の世界で、体験済みらしいから正直助かる」

 俺は光学迷彩をつけ、ウルトラハイパーNスタンピーダーを発進させた。
 目標は月面基地アルザッヘル、今回プラントを狙う艦隊の集結地だ。

 リュウイチ「よし射程に捉えた。最大出力で吹き飛ばせ」

 月面基地アルザッヘルは、盛大な爆炎と共に消えて行った。

 小惑星基地に帰ってすぐに陸戦装備の隊員20名と、水中用の機体保持者10名をプトレマイオス2に乗せまた出て行った。
 目標はオーブーのカガリの別荘。
 目的はザフトのラクス暗殺隊を静かに潰す事。

 真夜中過ぎザフトの特殊部隊が上陸してきた。
 海中でも戦闘が始まった様だ。
 砂浜を真ん中過ぎまで来た時、こちらかの銃撃が始まった。
 20秒程で静かな戦闘は終わった。
 俺はペンダントで当たり一面の証拠を消滅させて、ポストに1枚の手紙を入れて撤退した。

 朝、キラ達が起き手紙を見つけ読むと、「ラスクが危険注意せよ『死神』」と書いてあった。
 2年前に会った私設武装組織ソレスタルビーイングからの、メッセージとすぐに分かった。
 視察から帰って来たカガリ達に相談に行くと、宇宙でもアスランが見たそうだ。
 相談の結果アークエンジェルは、しばらく姿を隠す事となった。

 そのアークエンジェルが盛大に、誘拐事件を起こした。
 オーブーの代表カガリをオーブー5大氏族の1つセイラン家との結婚式の最中に、フリーダムが乱入カガリを攫って行ったのだ。

 それから色々あったが俺達に関係無いので、クォーター級マクロスの完成を急いだ。
 そんなある日ユーラシア連邦西部で、反連邦勢力への虐殺が行われようとしていた。

 リュウイチ「何かあれば大量虐殺って、頭がおかしいのか」
 コウタ「潰すんですか」
 リュウイチ「潰す。加わった奴は全員殺す」
 ユーリ「どれ位出すの」
 リュウイチ「全機出撃だ。今回は転移で直接行く」

 全員を集めると俺は言った。

 リュウイチ「今回、相手に情け無用だ。民間人に手を出す奴は、絶対生かして帰すな」

 転移するとモスクワ辺りだった。

 コウタ「これは酷い」
 リュウイチ「全機潰せ。歩兵1人も生きて帰すな」

 俺は1番目立つ、デストロイガンダムに襲い掛かった。
 ビーム兵器が効かないのは知っている、シシオウブレードを抜いた。

 リュウイチ「『トランザム!!』」

 こんな馬鹿と遊びはしない、コックピット狙いだけだ。
 まず1機シシオウブレードから赤い色が流れて来た。

 リュウイチ「血の色だけは、赤いのか」

 次、1580mmスーパー―スキュラを撃って来るが、エネルギー偏向装甲で曲げ続け近づいてゆく。

 すぐに懐に入るとコックピットを突き刺した。
 8機程のデストロイガンダム始末した時、ザフトのインパルスガンダムが邪魔を始めた。

 リュウイチ「ザフトに告ぐ邪魔をするなら敵とみなし殺す」
 シン「違う、この中にステラがいるんだ。助けるまで待ってくれ」
 リュウイチ「助けるのは勝手だ。だが攻撃は続ける」

 次のデストロイガンダムを目指しバーニアを吹かし加速、そのままシシオウブレードを突き出しコックピットに差し込んだ。

 シン「止めてくれ。ステラが死んでしまう」
 リュウイチ「ザフト艦ミネルバに告ぐ。そちらのMSが邪魔をするが、敵対行為とみなしていいか」
 タリア「こちらにその意思はありません。シン落ち着きなさい」
 リュウイチ「分かった。しかし次やれば撃墜する、覚悟はしておけ」

 俺は1番暴れている、デストロイガンダムを目指した。
 外部スピーカーが入っているのか女の声がする。

 シン「ステラ!!」

 インパルスガンダムがそのデストロイガンダムに近づいて行った。

 リュウイチ「邪魔だぁ」

 ブルーはフラッシュエッジ2を抜くと、インパルスガンダムに投げ左足とメインカメラを斬り飛ばした。
 横を通り際についでに右足と右腕も、シシオウブレードで斬り落とした。
 デストロイガンダムのコックピットを突き刺した時、ハッチが開いた。
 インパルスガンダムのパイロットがよろよろと近づき、相手のパイロットを抱きしめた。
 そして怒りの表情を俺に向けると、拳銃を撃ち始めた。

 リュウイチ「ザフト艦ミネルバに告ぐ。これはあきらかな敵対行為抹殺する。いいな」
 タリア「待ってください。レイ、シンを捕まえて。後で保証は」
 リュウイチ「いらん!! 次はもう無い『死神』に銃を向けた、次は死だ」

 俺は残りを片付けに行った。
 被害は相当なものだった。
 俺達が倒した以外にも地球連合軍の虐殺があり、3つの都市が消えた。
 これをプラントのデュランダル議長が政治利用して、地球連合軍の非道性とここでロゴスと言う名前を公開した。
 映像は編集され俺達は映っていなかった。
 戦争が終わらないのは彼らロゴス死の商人がいるからだと、個人名から企業までリストを公開した。
 この放送によりロゴスに対しての憎しみが上がり、ロゴスの施設が襲撃され逃げ遅れた幹部が私刑で多く殺された。
 逃げ延びた幹部はヘブンズベースに集まり、徹底抗戦を図った。

 リズ「ねぇ。アークエンジェルはどうするの?」
 リュウイチ「何もせんよ。アークエンジェルもアスランも生き延びる」
 リズ「今後は?」
 リュウイチ「またオーブー攻防戦に介入だ。その後でジブリール、デュランダルを殺す」
 リズ「ミーアは?」
 リュウイチ「好き者達が救出部隊を作った。そこのリストだ」
 リズ「100人って、馬鹿じゃない」
 リュウイチ「勝手にしろと言っておいた。俺は知らん」
 リズ「私も何か疲れたわ。おやすみ」

 その後ザフトによる「エンジェルダウン作戦」が実行された。
 フリーダムが撃破され、アークエンジェルも深手を負ったが逃げ延びた。
 またこの件に疑念を抱いたアスランが脱走、シンとレイの追撃に撃墜された。

 ロゴスの現在位置を見つけた、ザフトと反ロゴスを掲げた地球連合軍の混成部隊がヘブンズベースを攻撃した。
 陥落させロゴスメンバーのほとんどを、捕まえたが目標のジブリールには逃げられた。
 そのジブリールはカガリの居ないオーブーを、勝手に支配しているセイラン家に逃げ込んだ。


 リュウイチ「やっと出来たな。俺達の新しい艦が」
 リズ「そうね」
 コウタ「やっと俺の時代です」

 そうようやくクォーター級マクロスが完成したのだ。

 リュウイチ「テストもしていないが、初陣だ『ゼウス』」
 リズ「『死神』が神様の名前でいいの?」
 リュウイチ「構わんさ。みんなで決めた、名前に反対はしない」

 クォーター級マクロス・ゼウスがネームになった。
 そして2度目のオーブー防衛戦に参加する。
 ただしカガリが戻ってからだ、馬鹿を守る気は全然ない。
 プトレマイオス2はゼウス艦長が持っている。
 プトレマイオス2のブリッジメンバーがそのまま、ゼウスのブリッジメンバーになった。

 リュウイチ「さあ感動はここまで乗り込んで、オーブーに行くぞ」


 オーブーでは既に戦闘が開始されていた。
 バカ息子が証拠を掴まれているのに調子に乗っていらんことを言いまくり、呆れたザフト・地球連合軍の攻撃が開始された。
 バカ息子では対応が取れずに、各戦線は後退するばかり。
 そんな中救援に駆けつけたカガリがオーブー首長の言質を取り、カガリはバカ息子を更迭して防衛体制を立て直した。
 またアークエンジェル・ストライクフリーダム・インフィニットジャスティス・ドムトルーパーの援軍も来た。

 リュウイチ「悪いが俺達も、オーブーの仲間に入れてくれ」
 カガリ「誰だ!」
 リュウイチ「『死神』だよ、カガリ。光学迷彩解除、戦闘部隊暴れて来い」

 オーブー直上にクォーター級マクロス・ゼウスが現れた。
 そして戦闘部隊が次々発進して行く。

 リュウイチ「艦長。初陣だ、ド派手にやれ」

 ゼウスが突然変形していき、マクロスキヤノンを構えた。
 凄まじい光が敵艦隊を次々のみ込んで消滅させていった。

 タリア「とても無理ね。撤退しましょう、信号弾撃て」

 ザフト・地球連合軍は撤退して行った。

 カガリ達は呆然としていた。
 それはそうだろう突然400m級の艦が現れたかと思うと、変形し敵艦隊の3分の1を消したのだ。

 リュウイチ「よお、久しぶり。みんな生きていたな」
 カガリ「いや、そう何だけど。アスラン、私夢を見ているのかな」
 アスラン「いや、現実だよ」
 リュウイチ「コウタ。ちゃんと狙っているな」
 コウタ「いつでもいいよ」
 リュウイチ「撃ち落とせ。死んでも構わん」

 ジブリールが極秘で上げたシャトルは、空で散った。

 カガリ「何を落とした」
 リュウイチ「ロード・ジブリールのシャトル」
 カガリ「何、オーブーに居たのか」
 リュウイチ「正確にはセイラン家が、裏切って匿った」
 カガリ「セイラン家・・・叩き潰す」
 リュウイチ「じゃな。がんばってくれ」

 レクイエムのフラグは折った筈だが、目障りだし潰しておこう。
 俺は部隊をまとめるとゼウスで、地球連合軍月面基地ダイダロスを目指した。
 真っ向勝負したいところだが、レクイエムを発射されてもかなわん。
 ゼウスは強行型のままレクイエムの砲口に着陸させた。

 リュウイチ「艦長、やれ」
 艦長「マクロス・アタック」

 そうレクイエムの砲口にマクロス・アタックを、突っ込み砲身を潰したのだ。

 リュウイチ「基地を潰して構わん。戦闘部隊出ろ」

 残しておくとデュランダル議長が修理して、アルザッヘル基地を潰すのに使う。

 リュウイチ「艦長。俺も出る、念の為マクロスキヤノンをぶち込め」

 俺が出撃した直後、レクイエムに止めの1発が撃ち込まれた。

 ブルーはツインバスターライフルを持つと、ダガーL部隊を光に変えた。

 リュウイチ「コウタ港に行って反応弾打ち込んで来い」
 コウタ「了解」
 リュウイチ「ユーリ。基地全部吹き飛ばせ。ただし遊び相手は消すなよ」
 ユーリ「了解」
 リュウイチ「ゼウス離れていろ。ユーリが基地全部吹き飛ばす」

 最初の頃は戦闘が大丈夫かと心配したが、今では安心して見ていられる。

 リュウイチ「急げよ。ミーア助けるんだろ」

 全員、トランザムに入った様に早くなった。
 見る、見る間に敵がいなくなった。

 リュウイチ「全機。基地から離れろ。ユーリが止めを刺すぞ」
 ユーリ「もういい?」
 リュウイチ「いいぞ」
 ユーリ「縮退砲発射」

 眩い閃光と共にダイダロス基地は消えていった。

 コウタ「兄貴。港も消えたよ」
 リュウイチ「OKだ。急いでゼウスに戻れ。コペルニクスへ急ぐぞ」

 全機ゼウスに乗り込むと、ゼウスは光学迷彩を掛け転移した。
 100人全員が陸戦装備に着替えると、転移していった。
 もう全員が血を見て、恐怖を覚える事も無くなった。
 だから俺は出ない。
 2時間後、こいつらサイン会してきたのか。
 全員がラクスとミーアのサインと、全員写真を取ってきた。
 まあたまに空気抜かんと、破裂するからな。

 さあてデスティニーも終わりかメサイヤぶっ潰して、デュランダル議長を殺せばさよならだ。
 またじゃんけん大会か適当に決めてくれ。
 戦闘の無い世界へ行きたい奴は最初に分かれたから、ラブコメなんて事にはならんと思う。

 デュランダル議長がデスティニープランをぶちまけた。
 しかも選択では無く実行すると言ってきた。
 オーブーを始め反対する勢力が、メサイヤ破壊に結束した。
 悪いが私設武装組織ソレスタルビーイングの、この世界での最後の仕事だ。
 ゼウスをメサイヤに転移させた。

 リュウイチ「デュランダル議長あの世へ行く時間だ。『死神』が迎えに来た」
 デュランダル議長「まだやり残したことが山ほどある。あの世へ帰ってもらおう」
 リュウイチ「やりたい事はあの世でやりな。出撃しろ」
 デュランダル議長「迎撃しろ」

 両軍から部隊が出撃し始めた。

 リュウイチ「艦長ネオ・ジェネシスは1番に潰せ。後は任せる」

 俺はブルーを出して出撃した。

 シン「見つけた、ステラの仇取らせてもらう」

 おいおいシャアの台詞パクルな。

 リュウイチ「次は殺すと言った」
 シン「俺がお前を殺すんだぁ」

 シンのSEEDが発動した、デスティニーの動きが変化した。
 流石に速いが速さならこちらも負けん。

リュウイチ「『トランザム!!』」

 エネルギー偏向装甲を一々着けたり外したりが面倒なので実験でペンダントに、PS装甲とエネルギー偏向装甲とサイコフレームを混ぜ合わせてくれと言ったら出来た。
 PS装甲の能力とエネルギー偏向装甲の能力とサイコフレームが、ミックスした不思議な装甲になった。
 その上リズが超合金NZαも混ぜてと言ったので硬さも充分ある。

 ユーリ「超合金NZαを入れたの。そしたら『輝くゼウスの名の下に』って言ってみて」
 リュウイチ「こうか『輝くゼウスの名の下に』」

 と言った瞬間眩い金色に変わったでは無いか。

 ユーリ「超合金NZαはマジンガーZの世界で神様の腕を加工した最強の硬度を誇る金属で今言った言葉を言うと更に強度が増してパワーも上がるんだ」

 と言った訳でエネルギー偏向装甲は能力だけ残し消えた。
 当然、全機体とマクロスにもやってある。

 リュウイチ「『輝くゼウスの名の下に』」

 眩くブルーに光る機体ができた。
 金色は趣味じゃ無いので、ペンダントにブルーに変えて貰った。

 シン「何だ、馬鹿にするなぁ」
 リュウイチ「ブルーテスト相手だ」

 デスティニーがフラッシュエッジ2を、投げて来たがあえて受けてみた。
 傷一つ無い凄い。
 ビームはどうだと思っていると、大型ビームランチャーを撃って来た。
 これが曲がったんだよ、これってもうチートだよ。
 アロンダイトビームソードで、斬りかかって来たがこれも無傷。
 そのままパルマフィオキーナ掌部ビーム砲を右手でブルーの頭部を掴み、発射したが右手が爆発しただけに終わった。

 シン「何だよ。その機体は!!」
 リュウイチ「蒼い死神ブルーディスティニーだ。『死神』の乗る機体だ」
 レイ「シン1度下がれ。俺が相手をする」
 リュウイチ「『死神』から逃げられると思うな」
 レイ「ドラグーン!!」

 Iフィールドで遮れる問題外だな、よろよろと戻って行くデスティニーを逃がす訳なかろう。
 ツインバスターライフルを持つと、レジェンドを無視して引き金を引いた。
 デスティニーは光となり消えて行った。

 レイ「貴様はよくも!」

 ツインバスターライフルを片付けると、ツインビームサイズを出した。

 リュウイチ「お前はクルーゼの元へ送ってやる」
 レイ「貴様がラウを殺したのか!!」
 リュウイチ「『死神』だからな」

 レジェンドはビームジャベリンを抜いて、攻撃してきたが結果は同じ無傷。

 リュウイチ「気が済んだら言ってくれ。クルーゼの元へ送ってやる」
 レイ「黙れ! 黙れ! 黙れぇ!!」
 リュウイチ「コウタ。インパルスガンダム見つけたら消せ」
 コウタ「了解」
 ユーリ「俺は?」
 リュウイチ「メサイヤを消すか」
 ユーリ「いいよ」
 リュウイチ「やる前にゼウスを下がらせろよ」
 ユーリ「ハーイ」
 リュウイチ「飽きて来た、もういいか」
 レイ「黙れ! 黙れ! 黙れぇ!!」
 リュウイチ「もうお前だけだし。みんなが待っている、死ね」

 ツインビームサイズがコックピットを貫いた。

 リュウイチ「みんな終わったら、ゼウスに戻れよ」

 俺は先に戻った。

 リュウイチ「カガリか、『死神』だ。デュランダル議長一党は全部始末した」
 カガリ「本当か」
 リュウイチ「嘘を吐いてどうする。プラントの始末を任せるぞ。俺達は闇に消える」
 カガリ「そうか元気でなぁ。『死神』に言う台詞でも無いか」
 リュウイチ「まあ、お前達もがんばれ。それじゃーな」
 艦長「全機戻りました」
 リュウイチ「1度、小惑星基地に戻ろう。あれも持って行くからな」

 
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