サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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シンジ:「、、、」
シンジが見つめると、
周囲を包みながら黒煙が空を登っていた。
カラカラ:「、、、カラ、、」
(呆然とするカラカラ)
シンジ:「、、行くぞエアームド」
エアームド:「グォッ」
バトルの残り火が散るフィールドに
背を向け、シンジエアームドを
連れその場を去ろうとした。
エアームド:「、、、グォッ!?」
シンジ:「どうしたエアームド、、!?」
突然驚いたように鳴き声を上げるエアームド。
振り向くシンジ。そして、その目に映ったのは
煙が消えた後、
金色の光に包まれたサトシ達と、
さらにその盾になったギャロップだった。
シンジ:「なんだあれは、、、」
シンジが驚く中、
サトシは恐怖で気を失ったヒカリを
そっと寝かせ、立ち上がった。
サトシ:「、、精霊を操りし其方、
闇に手を翳す者か」
シンジ:「!?」
(こいつ、、一体何が起きたんだ)
そこに居たのはサトシの体を借りた、
サトシの内に秘めるもう一つの魂の存在だった。
サトシ:「世に闇を運ぶ者であれば、
見過ごす訳にはゆかぬ、、」
シンジ:「ふざけた事を、、」
(あいつではない、、事情は知らんが、
いま対峙してるのは奴の体を借りた他の何かだ)
ドォオォン!(出現するサイドンロボ)
カツラ:「よし、地上に上がったぞぃ」
タケシ:「サトシぃ!ヒカリぃ!」
ヒロシ:「2人とも大丈夫か!?」
カツラ:「サトシ君、
助太刀に参ったぞ、、む?」
マリナ:「サトシ君、、貴方、、、」
サイドンロボの中から聞こえる複数の声。
カツラ達は機内からサトシ達を見下ろすと、
サトシが金色のオーラを纏っている事に
気がついた。
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