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〜高校生組〜 妹達を追って
第8羽 覚醒、甘兎看板娘
前書き
俺のイヤホンが頼んでないのに勝手に曲流してくれるようになりました。iPhone買った時に最初から付いてるやつです。とうとう壊れたかな?
自分はiPhone7でイヤホンジャックじゃないので接触が悪い説もあります。
ー今、追ってくる鬼から逃れるため三人は、もと来た道を一心不乱に引き返していたー
「リゼちゃん!今こそその銃を役に立てる時だよ!」
「リリ、リゼ先輩お願いします!」
「無茶言うな、これはモデルガンだ馬鹿ー!」
「ひいっ!」「「うわっ!」」
「ごご、ごめんうさぎが…」
先頭を走っていたシャロが突然立ち止まり、後ろの二人がその背中に衝突して倒れてしまう。
遂に追いついてきた鬼がその大きな拳を振り上げー
「千夜月!」
ここからはよくある展開。振り下ろされた拳が三人に届くことはなく、出現した一枚の透明な壁によってその行方を阻まれる。どこかで聞いたことのある名前。それは千夜が自分の羊羹に付けた名前。
そして、三人の前に現れていたのも千夜だった。
「大丈夫?」千夜が三人に聞く。
「一体何してたの?こんなところにいたら危ないわ」
「あんたを探しに来たんじゃないのよーー!」わっ、と叫ぶシャロ。
あらあらごめんなさい、と嬉しそうに笑う千夜。
「あれ倒しちゃうからちょっと待っててね」
そういった千夜は三人に背を向け、鬼に右手の平を向け、
「フローズン・エバーグリーン!」
吹き荒れる吹雪を受け、鬼は黒いもやとなって消滅する。
「千夜あなたすごいじゃない!」
「そうかしら?」
こちらを向いて嬉しそうに笑う千夜。
「千夜ちゃんがプリキュアに…!?」
「んー、プリキュアではないと思うわ」
「でも合流出来てよかったよ。甘兎で正解だったみたいだな」
「でもよくあの化け物から逃げきれたね」
「あれは足だけは妙に速かったからなー」
「ええ、あの時はもうダメかと思ったわ。でもあのお化け、壁に突っ込んでばかりで私に全然ぶつかってこないの」
「やっぱり持ち前の回避能力が生きたのね」
和やかな雰囲気の四人。
「さて」ひとしきり話したところでリゼが切り出す。
「ここからはどう動けばいいんだ?」
「「「「…」」」」
四人は一斉に口を閉ざした。
後書き
いいんですよ、別にイヤホンさんの選曲を聞かせてくれても問題ないんですよ
でもね、ポポロンラジオ聞いてる時に早送りしたり止めたりするのはやめてほしいんですよね。
なんか今日は前書きと後書きが長いっすね。
イヤホンの話ならもうちょっと出来ますよ。今日はこの辺にしときますけど。
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