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東方風雷郷 ~Last Boy Story~ 

作者:沼倉風太
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第一部 外の結界の監視人は何を見るか
第一章 幻想入り
  第4話「守矢の巫女は何を見たのか」

俺は、ふと目が覚めてしまい、寝付けなくなってしまった。
仕方なく布団をしまって外に出た。
「さ、さむい」
流石の俺も本音が出てしまった。

部屋の外に出て廊下を歩き適当に朝風に当たろうとする。
「あら、早いはね。もう少し寝ててもいいのよ?」
部屋から霊夢が出てきて眠そうに言う。
「目が覚めちゃて閉まってな」

「そう・・・」

だけど暇だ。
俺は外で弾幕の練習だもすることにした。

外に出てみると誰もいない。
今使っているスペルカードすべて出してみた。
「しかし、皆どうやって飛んでいると言うのだろうか?」
しかし、色々考えて見るが、全く思い出せない。



朝食を食べた後、色々試したいことができた言われ、取り合えず外に行けと言われてしまった。

「そうね、守矢神社でもいってみたら?」
色々提案されたが、最後の一つが一番オススメらしい。

「取り合えず、言って見ますかね。
 処でどうやって行けと」
俺は根本的な問題を突きつける。
「空を飛べは?」

「いや、どうやって長く飛べと?」

「気合いで」
あのな、気合いで飛べれば箒とか要らないだろ。
「無理」
「頑張れ☆」

略。
と言う名の手抜き(おい


15分後守矢神社


「何か嫌な予感がする」

「神奈子様、変なフラグを建てないで下さい」

 ドコン!!

「て、あれ?
 何か落ちましたね」

「あぁ、ちょっと見に行こう」


一方、その頃湖南は




ドコン!!

「やっべ、減速するの忘れた
 つか減速とかどうやるのこれ」
俺はそのまま守矢神社の近くに落ちた。
けして境内ではないから。
っちって思った奴個人的に死刑な。
「あの、大丈夫ですか?」
ふと、上の方から女の子の声が聞こえた。
「隊長!
 足首を挫きました!」
「デスヨネー。
 ってそうじゃなくて取り合えず看護を」
頭を上げるとそこには、早苗(?)の顔がある。
「取り合えず、さっき博麗に言われた事でも確かめてみるか」
そう言って足を抜き腰をかける。
「?」
「いやな、高速回復が出来るかと思って。
って熱っ!」

「あれ、足が戻っていく」

「こんな物だろうな。
それと、さっきからジロジロ見るの辞めてくれるか」

「え?
あっ、すみません。
懐かしい感じがしたのでつい」

「?」
懐かしいとは一体なんだろうか…?
「取り敢えず様子を見ないと行けないので付いてきてください」
そう言って俺の右手を掴んで境内に入る。
「恥ずかしくないか?」
俺はふと思った事を早苗に聞く。
「そんな事よりも足の怪我です!
私だって本当はこんな事をしたくないんですよ」
そう言って本殿横にある扉から本殿に入らされる。
「取り敢えず神奈子様、諏訪子様、今戻りました」 
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