サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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住民1:「飯〜!!」
住民2:「うぉぉ!」
住民3:「離せ!その酒は俺のだ!」
住民4:「だまれ!このラスト一本は
俺が貰う!」
タケシ:「そこ!喧嘩はやめましょう!
くっ、、人間理性が崩壊すると
こうも簡単に争うのか!」
ヒロシ:「シャッターを閉めて
逃がさないようにしよう!」
住民10:「あの〜、出来れば
食料だけじゃなくトイレットペーパーも
欲しいのですが、、」
ヒカリ:「トイレットペーパーですね!
サトシ!お客様にトイレットペーパー!」
マリナ:「出来れば食料と生活用品を
バランス良く持ってきてちょうだい」
サトシ:「トイレットペーパー?
ちょっと待ってろ!いま下(研究所)から
持ってくる!」
ヒカリ:「何言ってるのよ!
あっちよあっち!生活用品コーナーに
あるでしょ!?」
サトシ:「あぁそうだった!」
パンコーナーで
地味にポケモンパンを
ダンボールに隠したサトシは
買い物籠を両手に走り回り、
その間にヒロシとタケシは住民の騒動の
仲介に入っていた。
ヒロシ:「ですから食料は均等に
分けるので、皆さん一旦レジの方に、、」
住民6:「離せこの野郎!この肉は
俺のもんだ!」
住民7:「黙れ!お前こそその手をどけろ!」
タケシ:「ヒロシ。一層の事、
こいつら全員テレポートで帰せば
良いんじゃないか?」
ヒロシ:「今ここでポケモンを使ったら、
噂が広まってシルフに目をつけられる
可能性がある。あくまでここは、
スタッフを寄り添おう」
タケシ:「あっ、おねーさーん!
サービスサービス!この肉サービス
しますよー♪」
ヒロシ:「タケシ待て!、、あーもう!
カツラさん!この状況を、、」(チラ見)
カツラ:「えぇい止めぃ!
グレンハンバーグは持って行くなと
言っとるじゃろうが!置けっ!そして去れ!」
ヒロシ:「カツラさん、、」
サトシ:「ヒカリ!マリナさん!
みんな騒動を起こしてて、
食料を持ってくるのが困難になってきた!
特に肉と魚だ!」
ヒカリ:「じゃあ麺類でも何でも良いわ!」
マリナ:「待って、パスタはダメよ?
パスタが無いと、明日からのご飯が
作れなくなるもの。パスタだけは
守ってちょうだい」
ヒカリ:「明日もパスタなのー!?」
住民11:「あの、、やっぱ私、買うのやめます」
住民12:「俺も。何だか申し訳ないな」
住民13:「他を当たるか」(ため息)
ザワザワ
ヒカリ:「あ、少々お待ちください!
ねぇどうしよう!食料が無いと
困るのはみんな一緒なのに、、」
サトシ:「仕方ない、、ポケモンパンを
持ってくるか」
マリナ:「はぁ、、ちょっと待ってて」
突然、マリナがその場を去った。
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