Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
男の通過儀礼
士郎を知っている女達、昨夜愛し合ったばかりのアンジェリカまで、言峰シロー神父の正体を知り、異世界の同一人物であり、同じ重度中二病菌の保菌者でアルファ感染者でスーパースプレッダだと知ってドン引き。
桜陣営も、真夏の世界でも遺品のマフラーを巻いて冷やさないようにしていた、サクラちゃん人形を見ても引かなかった桜まで引いてしまい、現在ルヴィア邸の大浴場で入浴して語り合い、昨夜入浴できず、カレー堕ちして卒倒して、真夏に汗だくで眠った後の汗を流していた。
「ヒャーハッハッハッ! バビロンの空中庭園だってようwww」
エルメロイ家に嫁入り前、最後の女同士のパーティーなのか、風呂場でゲッラゲラ笑って楽しんでいる凛。
「赤のマスターでルーラーで、空中庭園の主で「魔剣」とか持っちゃって、オーーホッホッホッ!」
こちらも嫁入り前に、最後のドキッ女だけの全裸入浴?を楽しんでいるルヴィア。
「「ガングロで白髪の先輩が魔剣持って、プッ、飛んで跳ねてサーヴァントと互角に切り合ったり、萌えキャラのフランケンシュ… ブーーーーッ! 倒しちゃったり、あははははははははっ!」」
桜陣営二人も姉と共通の話題が出来てしまって、腹が捩れるまでゲラゲラ笑い合い、何故か打ち解けてしまった。
「あのシローが指の間から無限に銃剣出して、エイメンするだけでバンパイアの親玉即死だとか、ヒーーヒッヒッヒッ!」
愛し合ったばかりの男でも、これだけの爆笑ネタを聞かされて、クロエwifiでビジョンまで見せられてしまい、目の前で笑ってやるのは酷だったので、笑いをこらえてプルプルしながら、真顔で去ってから女湯で大爆笑しているアンジェリカ。
カレー食って感情は戻った。
「失礼だから笑わないで、男性にはそんな時期があるものよ」
凛と桜の母の葵は、そう言いながらも、自分の旦那の中二病発言とか痛すぎる仕草を大発表して、娘二人からも大爆笑を奪って、風呂場でドッカンドッカン笑いを取っていた。
エルキドゥさんも、ぜひこちら側に参加したかったが、体の一部に女性陣と違う場所があって、乳なしだったので入場を断られて、ハッテン場の銭湯の方に付いていった。
旧衛宮亭?でゲッラゲラ笑っている切嗣関連の女と同じく、重度中二病患者を発見して、ルヴィア邸の大浴場で笑いさざめいている姦しい女達。
その旧衛宮家では、リビングで茶など飲みながら腰を据えてくつろぎ、キリツグを尊敬したり愛していた、マイア、ママ、セラ、リズなども大爆笑して、ナタリアが語るに語った、切嗣ボウヤの超中二病時代をあざ笑っていた。
「あのクソバカ、鏡の前でキメポーズとか練習して「闇の炎に抱かれて眠れ」とか、起源弾打ち込んだ後のキメゼリフも何種類か練習してたよ」
「「「「「「「「ぎゃーーはははははははっはははははははははっははははははははははっ」」」」」」」」
もちろん切嗣は、その状況を盗聴しながら、チワワみたいにプルプル震えていた。
証拠隠滅のために家に爆薬を仕掛けて有るので、携帯で信号を送るだけで、家ごと全員始末できる。
現在イリヤとクロエとマイアとシャーレイだけ呼び出そうと工作している最中で「お前は知り過ぎた」ナタリアとママ、話を聞いてしまったセラとリズも口封じのために爆破される。
保険として、オーギュストにすら気付かれないように、ルヴィア邸にまで爆薬を仕掛けていた切嗣。
ハッテン場になった風呂屋の脱衣場で士郎に携帯を手渡し、会話の内容も士郎に聞かせて「当然の正義の行為、正当防衛爆破」を行う、じばくそうちのスイッチを押させる。
これは正義を行えるかどうかの、男としての通過儀礼のようなものである。
「士郎、君には僕の殺し方を見せていなかったね」
以前、ソラウさん人質にしてランサー自決、エルメロイ卿夫妻をぶっ殺し、マイアにも射殺させ、怒ったセイバーとは会話すらせず、アイリに向かって話したように、シローきゅんにだけ話していた。
表情もアイリに言った時のように笑顔だったが、当時と同じく目は全く笑っておらず、病んだ目で目の下側にとても力が篭って、悪役線まで出ていた。
「奴らが得意絶頂、思い上がって誰かを笑いさざめいて大喜びしている至福の瞬間を狙って、あの世に送ってやるんだ」
もう鬼神の表情に変化し目と耳から血が混じった汁を出して、脳みそ煮えたぎって怒り狂っている切嗣。
実の父親を射殺したり、家族として世話になったり、女として愛し合ったメスでも、スティンガーミサイルとか打ち込んで旅客機ごと撃墜できるかどうか試される、切嗣から士郎への、成人の儀式で試験でもあった。
「「お、親父…」」
ルヴィア邸の大浴場の会話を聞いて、義父と同じく、チワワみたいにプルプル震えている士郎。
ルヴィアと凛は、そう言う恩知らずな奴だと知っていたが、あの桜と桜人形、美遊、アンジェリカまで堪えきれずに大爆笑しているのを聞かされた。
「分かったな、士郎。女とはそう云う生き物なんだ、愛だの恋だの言っているのは、そう言っている自分が可愛いと思っている、インスタ映えだけを競う魔女だ。過去のお前との決別、正義を行える戦士として、そいつらに思い知らせてやれっ、墓場の中で泣いて、お前をあざ笑ったことを後悔させてやるんだっ」
いつになくマジモードで、俯き加減で顔が黒い切嗣さんにも励まされ、男の通過儀礼を要求されるが、どう考えても私怨。
「「あ、ああ…」」
衛宮家
何故かインターフォンが鳴らされ、応対させられるセラ。笑いすぎて涙が出ていたが、目尻を拭いて室内機に出る。
「あ、セラ? そろそろ逃げないと、パパに家ごと爆破されるわよ」
外からクロエに話しかけられて、現在の危機的状況を知るセラ。
「エ?」
切嗣の思考を読んだクロエだけが脱出、イリヤは父の昔話を聞きたがったので放置。
セラはハンズフリーでインターフォンに出たので、その会話内容は室内の家人にも伝わった。
その状況も聞いていた切嗣は、知り過ぎていた「獲物」を逃さないように、デーモニッシュな笑顔で爆破スイッチを押した。
イリヤとシャーレイもいたが、獲物を逃がすよりは「クロエだけいればいい」感じで爆破した。
「マイア、記憶を取り戻した君は(カレー食ったので)、苦しみ続けるだけだ、地獄で逢おう」
「「「「「「「イヤアアアッ!」」」」」」」
何か観念した表情で、過去の苦痛から開放された感じでふっとばされたマイア。
前回のように何か観念した様子で「よくやった」と言いたげな表情?で、ふっ飛ばされるナタリア。
カレーが切れると、魂まで汚染されていて、ニワトリを踊り食いしたい衝動が有るシャーレイも、死徒に堕ち果てないうちにふっ飛ばされた。
セラとリズとママは、見苦しく逃げ出そうとして、「あ~るぴいじぃ~」とかスローモーションで叫びながら、ブラックラグーンのレヴィさん達みたいに逃げ出したが、無事ふっ飛ばされた。
ここでも悪は滅びた?
銭湯
「「何や? ドッカンドッカンうるさい町やのう、昨日から爆発ばっかりやんけ」」
ギル様も、衛宮家が爆破されたことまでは知らないのか、昨日、間桐がエヌマエリシュされた騒音とかを、迷惑行為だと感じていた。
「さあ、士郎、押すんだ」
自分の義理の息子にも手を汚させ、正義を行うにはまず対価が必要だと言いたげに、愛する女でも家族でも、知り過ぎた女を始末するように言い渡す切嗣。
「「で、でもまだ俺には」」
まだ人間の心を持っている傷なし士郎には、ルヴィアや美遊を爆破できなかった。
人間を捨てた傷あり士郎だが、世界よりも大事な妹や、救出した桜を爆破できなかった。
「貸せっ、僕が押してやるっ」
向かいの爆音に気付いて、獲物が逃げてしまわない内に、携帯の発信ボタンを押そうとする切嗣。
「「ああっ」」
士郎の手から奪われ、切嗣の手に渡ろうとした携帯。そこで別の手がスイッチに伸びた。
「あ、ポチっとな」
「「「あれ?」」」
そこで、傷なし士郎の背中に負ぶさったまま、子泣きじじい状態だった龍子が携帯の発信ボタンを押した。
嶽間沢親子も厨二病菌の現役保菌者で、龍子は生まれる10ヶ月前からのガチキャリアで、アルファ感染者で女王感染者。オメガトライブみたいに遺伝子にまで厨二病菌が食らいついているので、士郎への恋心?を失わずに、男湯の脱衣場まで来ていた。
歩く児童ポルノ龍子だが、10歳以下にしか見えないし、実の父親も同行しているので、男湯オッケーである。
「「「「「「「「イヤアアアアアアッ!」」」」」」」」
こうしてルヴィア邸の女風呂も「ちゅど~ん」とか擬音を発して爆破された。
全員素っ裸のまま、高橋留美子ポーズのまま吹き飛んだ。
こちらも悪は滅びた?
「「「「「「「「「「だめだコリャ」」」」」」」」」」」
残念なことに、この場所は関西で、このベータ世界線自体がお笑い世界。
関西人の集団の中では、マジ爆破とか通用せず、全員アフロヘアー、まっくろけの炭だらけの表情で立ち上がり、口から煙とか吐いてから倒れるだけで済んだ。
桜陣営、凛、イリヤ、美遊、女風呂で笑い話にも参加したタイガー、このメンバーはネイティブ関西人なので、ギャグキャラは爆破されても死なない。
たとえ切嗣が関西人ではなくても、士郎、龍子も金髪でハーフでもネイティブ関西人。
ママ、セラ、リズも、関西の水と粉もんにアンリマユされ終わっていたので、カナダ人のおばあさんと同じく、もう関西人だった。
被害を受けるはずの、ナタリア、マイア、シャーレイも人形、アンジェリカも見なし関西人で人形、桜も片方人形で両方関西人なので、被害は最小限で済んだ?
約一名、ルヴィアだけが関西人ではなかったが、ギャグキャラなのでどうにかなった。
バゼット二人は士郎や切嗣の行動も大して笑わず、何が面白いのか余り意味もわからず、既にギャグキャラとして転向、ターメリック師、クミン師と云うホーリーネームまで持っていて、鋼鉄の肉体を持っていたので無傷。
何より、風呂に入ってもカラスの行水で、10分以内に体を洗って入浴して出ていたので、ノーメックス製の防弾スーツがバゼットを守った。
ちなみに復活していたカリヤ叔父さんも、虫も入っている上に生まれつきでコッテコテの関西人。
カレー食って何故か若返って、若き日の理想を思い出したマキリ・ゾォルゲン人形も、味翁様みたいに大阪城着込んで車椅子でも走って、長年の冬木市生活でアンリマユされ、関西人へと落ちぶれ果てていた。
言峰綺礼は関西出身ではなかったが、長年ギル様の相方として、舞台の上手下手も知り、三味線で高座に送り出してくれるお姉さん方とも知り合い、ギル様がボケたときのツッコミで骨法のようなショートレンジでの裏拳、粉もんたこ焼きお好み焼き、関西の水と空気で完全にアンリマユされて、関西人へとポケモン進化が終了していたので、遠坂姉妹にWライダーキック食らって爆発しても、いつの間にか復活していた。
銭湯(女湯)
流石に11歳オーバーで、乳もケツもあった、雀花、貴腐人の姉は男湯への越境を断られ、女湯の脱衣場で男たちの会話を聞いて録音していた。ミミならまだ越境オッケー。
ソッチ方面には興味がないはずの、ナナキとその姉の魔女も女湯に参戦。
姉の想い人が別世界にハッテンしてしまわないように監視していたが、義父が連れてきてしまったので旗色が悪い。
腐女子ガチ勢は、男湯との境界にある暖簾の先で、いつでもハッテン行為を見に行けるように待機していた。
「「くそう、あたしらではこのルビコン川を渡れん」」
銭湯のババアに殴られ、男湯に行くのを禁止された雀花と姉。
現在ミミと龍子だけはその境界線を自由に移動できて、龍子に至っては士郎の背中に引っ付いたまま離れようとしない。
「「ミミ、あちらに行ってこの防水スマホで撮影してくるのだ、私達の苦境を解決できるのはお前だけだ」」
「え? 龍子じゃあるまいし、この歳で男湯に?」
毛むくじゃらの汚らしい男と一緒にお湯に浸かるなど、有り得ないミミ。それより女だけの桃源郷に入りたかった。
ましてや向こうで入浴するとすれば自分も全裸。タオルで乳だけ隠すか、手ブラで腰だけタオル巻いて隠すか、前だけタオル伸ばして隠して、後ろ全部まる見せ体制で入るか、究極の選択を要求される。
「「ほら、もう一本タオル貸してやるから、これで上下隠して行って来い」」
「そんなっ?」
上下隠したとしても、龍子のように父親やその友人、イリヤ、士郎関連の父親までいる男湯には入れないミミ。
「「じゃあ、龍子だけでも呼んでこい、奴なら男湯全裸入浴でも平気だ」」
「わ、分かりました…」
雀花とその姉の命令には逆らえず、着衣のまま男の娘か子供のふりをして、お父さんでも呼びに行くように、男湯への絶対領域でマジノ線でルビコン川を渡ったミミ。
「ああ、私もう、汚れちゃったよ」
毒の沼でも歩くように、一歩、また一歩でヒットポイントが下がったりSAN値が上昇していくミミ。
「衛宮君…」
妹のナナキも男湯への絶対領域の越境を禁止されたが、恋人(と思っている)少年がハッテンしてしまい、義父とか大王とか金ピカのガイジンに掘られてしまうのは困るので、祈るように見守っているナナキの姉で魔女。
そこでまた男湯の入口が開いた。
「パパ~っ、お兄ちゃん、もう来てる~?」
下駄箱から、躊躇いもせず男湯に入り、小銭を払って男親や兄を見付けて駆け寄るクロエ。
雀花もナナキも、こうすれば男湯にでも簡単に侵入できたのだと思い知らされた。(姉二人を除く)
女湯の扉を開き、もそもそと番台のBBAの表情を伺いながらの、男湯への越境は許されなかったが、入り口から一直線に男湯に入り、親や兄の名を呼びながら、恥じらいもせずに親兄弟と入浴する。
そうすれば天国への門は、自ずと開かれていたのだと知らされた雀花と腐女子の姉。
「「さすがクロエ先生っ、俺達には出来ないことを平然とやってのけるっ、そこにシビれる憧れる~っ」」
ロッカーを開けて一瞬で全裸、タオルと石鹸だけ持って、ボディソープだのシャンプーリンスすら持たない子供として、家族と入浴。
背丈はミミより大きいにも関わらず、女としての恥じらいが存在せず、父親や兄にぶら下がる勢いで体を擦り付けるょぅじょ。
あまりにもスムーズな演技で、番台のBBAですらスルーしたが、防水の携帯で男湯のハッテン場を撮影している痴女である。
背負っていた黒焦げのタヒ体も入浴させるが、それは爆破によってアフロヘアーになっていたイリヤであった。
関西人なので、お湯に3分漬けると、高野豆腐みたいに元に戻る。
ページ上へ戻る