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遊戯王GX HEROとHEROの物語り

作者:マッハ
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退学を賭けたデュエル

 
前書き
本当に鬱◯しい人がいる... 

 
「「退学!?」」

校長室で大きな声を十代とともにあげた。だって退学なんて聞いたら大きな声もだすさ

「はい、君たち二人が廃寮から出てくるのを見たという人がいまして」

なんか納得いかないな...ん?待てよ?じゃあその時間帯に廃寮に近づいてたやつがいるってことか?

「校長先生、その話、おかしいですよ。だって俺たちを見たって言うやつがいるならそいつも門限を守らなかった者として裁くはずじゃ」

こうなりゃ道ずれにしてやる

「...それなんですが」

「?」

「ネットの書き込みでして、特定が難しいのです」

十代と共に転ける

「じゃあ俺たち無罪じゃんよぅ」

無罪じゃないぞ、入ったのは確かだから嘘はついてない

「むぅ、困りましたね」

「...あ、じゃあデュエルで解決しましょうよ。俺たちが勝ったら退学は免除、でも負けたら退学。どうですか?」

「...そうですね、査問委員会に聞いてみます」

ここで聞いてみるとのこと、俺たちはデッキを持ってきてるためデュエルしながら待つことに

「お前のHERO強いよな、エアーマンはもちろん、属性HEROはさ」

「まぁそれが取り柄のHEROだしな」

「遊斗くん、十代くん。OKが出ましたよ」

「よっしゃあ!デュエルなら負ける気がしないぜ!」

「ですが」

「ですが?」

「タッグデュエルです」

















「「「「タッグデュエル!?」」」」

「ああ、俺たち十代とタッグを組んで、勝てば退学免除、負ければ退学。シンプルだろ?」

「シンプルって...十代はともかくあなたはいいの?」

「何が?」

「タッグデュエルよ」

「別に、一度やってみたかったしちょうどいいかな」

「デュエルバカね」

よく言われる。さて、タッグ用にデッキを変えるべきか?




















【当日】

「おー!いっぱい人がいるな」

「そりゃ見せ物としてだろ。ま、俺たちなりのデュエルをすればいいさ」

「シニョールシニョーラ!お待たせしたノーネ!これから制裁タッグデュエルをお披露目するノーネ!」

「...先生、相手は?」

「それは」

「私たち」

「迷宮兄弟が」

「「相手となろう!」」

うわ、めんどくさいやつらだな。早めに倒してちゃっちゃと決めますか

「よっし!準備運動完了!やるぞ!」

準備運動なんてデュエルで必要ですか?まぁいい

「「我らはあのデュエルキングとデュエルしたことの」」

「あー、前降りはいいんで、さっさとデュエルしましょう」

「ぐぬぬ」

「仕方ない。口の聞き方を教えてやろう」

「「「「デュエル!!!!」」」」

「俺の先攻だな、ドロー...お、いい手札。フォレストマンを守備表示で召喚。カードを1枚伏せてターンエンド」

遊斗モンスター1 伏せ1 手札4 LP8000

「私のターン、カイザーシーホースを召喚し生け贄人形を発動、手札からレベル7の水魔神スーガを召喚ターンエンドだ」

迷宮兄弟(兄) モンスター1 手札3 LP8000

「俺のターンドロー!さっそく使わせてもらうぜ、遊斗!」

「おう」

「フォレストマンの効果でデッキから融合を手札に加える!」


「上手い!互いにHEROデッキだからこそ、できる連携だ!互いの融合魔法の枯渇をフォレストマンで補っている!遊斗のフォレストマンはいわばHEROの軸となるキーカードだな」

「そうなんスか?」

「そうね、遊斗のデッキも十代のデッキも融合が要なデッキだからそれがなくなると戦闘もままならないから」

「俺も、融合デッキだが、遊斗や遊城十代のデッキにはある意味可能性を感じる」

「カイザー!?」

「亮...どうしてここに?」

「ふっ、遊斗のデュエルを見に来てなにが悪い?」

「お兄さん...僕も負けてられないっス!」


なんか外野が何か言ってるが、あまり聞こえない。というかあの俺たちの仲間と言えるやつらが喋ってることしかわからないが悪口ではないだろう

[遊斗、デュエル中だぞ]

「おっと、悪い」

「そして融合を発動!手札のクレイマンとバーストレディを融合、ランパートガンナーを融合召喚!バトル!」

「何を言っている?貴様らのモンスターは全て守備表示ではないか」

「ランパートガンナーは守備表示のまま相手に半分の攻撃力でダイレクトアタックができる!」

「なに!?」

迷宮兄弟LP8000→LP7000

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

十代 モンスター2 伏せ2 手札3 LP8000

「私のターンドロー、地雷蜘蛛を召喚、そして生け贄人形発動!雷魔神サンガを召喚!バトル!」

よし、発動するならここだな

「トラップ発動!ヒーローヘイロー!攻撃力1500以下の戦士族に装備可能、装備モンスターは攻撃力1900以上のモンスターには攻撃されない!」

「速攻魔法サイクロン、ヒーローヘイローを破壊!」

「っ!」

「水魔神スーガでフォレストマンを攻撃!」

「トラップ発動!ヒーローバリア!攻撃を無効に!」

「サンキュー十代!」

「へへ!タッグだからな!」

「ぬぬ、カードを1枚伏せてターンエンド」

迷宮兄弟(弟)モンスター2 手札2 LP7000

「俺のターン!この瞬間フォレストマンの効果が発動し、墓地の融合を手札に加えてそのまま発動!手札のオーシャンとフォレストマンを融合!現れろ!アブソルートZero!」

「かっけぇ!」

「速攻魔法融合解除!アブソルートZeroの融合を解除しオーシャンとフォレストマンをそれぞれ攻撃表示と守備表示で召喚!」

「バカめ、せっかくの融合モンスターを」

「アブソルートZeroの効果!それはフィールドから離れた時相手モンスターを全て破壊する!」

「なんだと!?」

「甘い!速攻魔法、我が身を盾に!モンスターを破壊する効果をライフを1500払って無効にし破壊する!」

迷宮兄弟LP7000→LP5500

「くっ!なら手札抹殺!互いの手札を全て捨てて同じ数だけドロー!」

俺は二枚、相手も二枚

「よし、フュージョン・バースを発動!デッキの上から5枚墓地に送り...融合召喚する」

1枚目E・HEROボルテック
2枚目スキルサクセサー
3枚目ヒーローシールド
4枚目エレメンタルミラージュ
5枚目E・HEROフラッシュ


「よし!ボルテックとフラッシュがいる!現れろ!E・HERO The・シャイニング!」

「おお!新しいHERO!」

「へへ、まぁもうネタはキレかけなんだが。バトル!ランパートガンナーでダイレクトアタック!」

「猪口才な!」

迷宮兄弟LP5500→LP4500

よーし、大体半分削ったぞ。シャイニングがいるから防衛戦は大丈夫だろう。このまま押しきろう。後は十代に任せるか

「おろかな埋葬を発動、デッキから超電磁タートルを墓地へ。ターンエンド」

遊斗モンスター4 手札0 LP8000

「私のターンドロー、死者蘇生発動!墓地から地雷蜘蛛を蘇生!そして生け贄人形!」

またそれかよ。積み込みもいいところだ

「手札から風魔神ヒューガを召喚!そして!ヒューガ、スーガ、サンガを生け贄に!ゲートガーディアンを召喚!」

「ゲートガーディアン!デュエルキングを追い詰めたカード!」

強いけど耐性がね。まぁ何かで補ってやればいいんだろうけど。でも出すのに見合ってないような気がするなぁ

「ゲートガーディアンでフォレストマンを攻撃!」

「墓地の超電磁タートルの効果!墓地のこのカードをゲームから除外することでバトルを強制終了する!」

「おい!そんなカードあるならくれよ!」

「わかった。このデュエルに勝てたら1枚やる」

2枚もいらんカードだしな。1パックに2枚入ってた時はキレてたもん

「よっしゃあ!俄然やる気が出てきたぜ!」

「元からやる気なくせに、まぁいい。んで、あんたらはターンエンドなのか?」

「ぐぬぬ、ターンエンド」

「十代、決めてやれ」

迷宮兄弟 モンスター1 手札0 LP4500

「よっしゃあ!俺のヒーローデッキの力を見せてやる!ドロー!よし、まずはフォレストマンの効果を発動!墓地から融合を手札に!...ん?なんだ?遊斗?」

「オーシャンの効果も使いな、そっちのデュエルディスクに移していいから読んでみ」

「おう」

十代に投げ渡す。十代はオーシャンのテキストを読みながらデュエルディスクにセットする

「おお!こんな効果持ってたのか!なら使わせてもらうぜ。オーシャンの効果!墓地のバーストレディを手札に!
さぁいかせてもらうぜ!まず融合を発動!
手札のフェザーマンとバーストレディを融合!フレイムウィングマン!
そしてもう1枚の融合!フレイムウィングとスパークマンを融合!現れろ!E・HEROシャイニング・フレア・ウィングマン!そして最後に、遊斗!またお前の力を使わせてもらうぜ。」

無言でうなずく

「受け継がれる力!モンスター1体を生け贄にそのモンスターの攻撃力分、モンスター1体の攻撃力をアップする!シャイニングフレアウィングマンの攻撃力をThe・シャイニングを生け贄にアップ!」

シャイニングフレアウィング
ATK2500→ATK4600→ATK7200

「攻撃力7200!?」

「バトルだ!ランパートガンナーでダイレクトアタック!」

迷宮兄弟LP4500→LP3500

「バトル!シャイニングフレアウィングでゲートガーディアンを攻撃!」

「「ふ、ふん!バカめ!ゲートガーディアンを破壊すれば次のターンでダークガーディアンを出してお前たちのモンスターを破壊してやる!!」」

「それはお前たちのライフが残った場合の話だろ?」

「「は?」」

「遊斗!頼むぜ」

「おう!」

十代は知っていた。俺の墓地にあのカードがあることを、先ほど1枚1枚見せて墓地へ送った中にいつもデュエルしてる時たまに使うカードがあったことを

「墓地のスキルサクセサーの効果、墓地のこのカードを除外しシャイニングフレアウィングの攻撃力を800ポイントアップさせる!」

「「墓地からトラップだと!?」」

はい、反応ありがとうございます

「と、ということは」

「攻撃力7900!?」

「いけ!シャイニングシュート!」

「「ぐぁああああ!!?」」

迷宮兄弟LP3500→LP0

「か、勝った?」

「あのオシリスレッドとコンビ組まされてるのに勝ちやがった!?」

「というかオシリスレッドの野郎が決めやがったぞ!?」

「もしかしてあのブルーのやつ弱い?」

おい今弱いつったやつ。前に出ろ。今すぐデュエルでボコボコにしてやる。

「え、えーと。勝ったのはドロップアウト&水崎遊斗!」

「やったぜ!遊斗!約束の超電磁タートルくれよ!」

「帰ったら予備をやるよ」

「えー、今じゃダメか?」

「ご馳走用意して待ってようと思ってたんだが」

「いかせてもらいます遊斗様」

気持ち悪い...まぁいいや。これで退学免除っと
 
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