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遊戯王GX HEROとHEROの物語り

作者:マッハ
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光と闇の竜

 
前書き
タイトルバレぇ 

 
「はぁー疲れた」

俺は新しくなった部屋...新しい部屋でくつろいでいた。理由は今日、十代に振り回されたからだ。早弁するわ、授業中に居眠りして怒られるわで、恥をかいた。十代には注意程度ですましたが、いつかキレそう

[この反応は]

「どうした?オーシャン」

[いや、大丈夫だ。恐らく気のせいだ]

(こんなに早くに動くのか?いや、そんなはずはない。奴らは封印されているはずだ)

「このまま寝るか」

そこへPDAへ連絡が入る

「十代からか...はぁ?肝試し?...廃寮に来いって...行かないと後で面倒なんだろうな」

あれから俺はカイザーに案内されて、この寮を回ってから寝て起きて、授業を受けて、の繰り返し。もちろんデュエルもする。挑まれたデュエルはなんでもする。そして全戦全勝だ

「やっぱりお前たちがいるから安心できるよ」

俺は並べている。モンスターカードを、ジ・アースからエスクリダオまで、そしてオーシャンからシャドーミストまでと。全員精霊だ。ジ・アースはオーシャンとフォレストマンが合体しないと精霊として現れないけどな

「さて、行きますか」

シャッフルして5枚引いて混ざってるか確認する

「増援あるからまぁモンスター3体ってところか」

よし、混ざったし行くか

「ここか?」

立ち入り禁止と書かれている札があり、見るからにオンボロ、レッド寮よりオンボロだ。まぁ放置されてたらそうなるよね

「おー!遊斗、来てくれたか。レッド寮にいないから話すのも大変だからな」

「まぁな、話したかったらもっと勉強して、んでもって実技で勝つんだな」

「んー、でも俺はレッド寮が好きだしよ」

そうか、まぁそんなものはどうでもいい。後ろの二人が気になる。というか一人初対面だよね?

「ああ、こいつは前田隼人だ」

「よろしくなんだな」

「よろしく、んで具体的になにするんだ?」

「そりゃ探検だろ?行くぞ!」

「あなたたち!ここで何をしてるの!」

「ぎゃあああ!出たっ!?」

「...人をお化けみたいに言わないでちょうだい」

だってよ翔、しかし明日香がなんでこんなところにいるんだ?

「早く帰りなさい。特に遊斗、あなたは門限が決まってるでしょ?」

「まぁそうだけど...明日香はいいのかよ。こんな時間に出てて」

「私はいいのよ。さ、帰りなさい」

「なんか怪しい...明日香、お前何か隠し事してるだろ?」

「っ!」

あ、してるんだ。その反応。まぁ気にしないけど

「...ここは私の兄さんがいなくなった場所なの」

へぇ、兄さんが...いなくなった!?

「おい十代、お前廃寮としか言わなかったよな?」

「ああ」

「人がいなくなるなんて聞いてないぞ」

「俺もだ」

はぁ、このバカは...

「俺は帰る」

「あー、まぁまぁ待てよ。んで明日香。手がかりはあるのか?」

「ないわ、あなたたちも早く帰ることね」

廃寮に入っていく明日香、なんか心配だな

「しゃーない。俺もついていくか」

「お?やる気になったか?」

「明日香が心配なだけ」

無視して入っていく

「へぇ、千年アイテムは七種類あったのか」

「そんなことより明日香探すぞ」

そこで

「きゃあああああ!!」

今の声

「「明日香だ!!」」

急ごう。翔たちは無視して走っていくが翔たちもなんとかついてきている

「これ...明日香のエトワール・サイバー!」

「てことはこの奥に明日香が」

喉を鳴らし、奥へ進んでいく

「明日香!」

走って近づこうとしたら、何者かに阻まれた

「おっと、ここを通す訳にはいかないなぁ」

「っ!誰だ!」

「我が名はタイタン、闇のデュエリストだ」

闇のデュエリスト、つまり闇のデュエルをする者だってことか

「嘘つけ!闇のデュエルが本当にあるわけないだろ!」

「それはどうかな?やってみればわかることだ」

「俺が相手になってやるよ」

「お前は私の相手ではない。私の相手は遊城十代だ」

「ふざけんな、お前の勝手で相手選ばれてたまるかよ。速攻で終わらせてやる」

「できるかな?」

「「デュエル!!」」

持ってきていたデュエルディスクを起動させて5枚カードを引き抜く。そして見る。...よし、オーシャンがいる。融合もあるからあとはフォレストマンを引くだけだ

「私の先攻、ドロー、私はトリックデーモンを攻撃表示で召喚。カードを1枚伏せてターンエンドだ」

タイタン モンスター1 伏せ1 手札4 LP4000

「俺のターンドロー!よし、融合を発動!手札のオーシャンとフォレストマンを融合!現れろ!ジ・アース!」

白い戦士が立つ、俺のデッキのエース

「それが貴様のプラネットシリーズか」

貴様の?まさかこいつ

「バトル!ジ・アースでトリックデーモンを攻撃!」

「トラップ発動!ヘイト・バスター!悪魔族がバトルするとき互いのモンスターを破壊し」

「融合解除!ジ・アースの融合を解除、墓地に送りオーシャンとフォレストマンを特殊召喚!」

「チッ」

「オーシャンでトリックデーモンに攻撃!」

「破壊されたか...だが!トリックデーモンの効果で戦闘により破壊されたことでデッキからデーモンカードを手札に加える。私は戦慄の凶皇ジェネシスデーモンを手札に」

「フォレストマンでダイレクトアタック!」

「くっ!」

タイタンLP4000→LP3500→LP2500

「カードを1枚伏せてターンエンド」

遊斗 モンスター2 伏せ1 手札1 LP4000

「私のターン、ドロー!トレードインを発動、ジェネシスデーモンを墓地に送りカードを2枚ドロー。ふふふ!貴様を恐怖で支配してやる!」

何をいってるんだ?恐怖で支配だなんて

「魔導契約の扉を発動!デーモンとの駆け引きを相手の手札に加え、あるカードを手札に加える...ふふふ」

「なに笑ってるんだよ。...俺のデッキにバーサークデッドドラゴン入ってねぇし...」

「王家の神殿を発動、そしてセット、永続トラップ発動!悪魔の憑代を発動。これにより悪魔族は1ターンに一度生け贄を必要としない!私はThe suppression PLUTOを召喚!」

The suppression PLUTO!?プラネットシリーズじゃないか!なんで...まさかこいつ!本当に闇のデュエリストなのか!?

「行くぞ!PLUTOの効果!カードを宣言し相手の手札にそのカードがあれば効果が適用される」

なっ!俺の手札にはあいつから貰った...

「デーモンとの駆け引きを宣言、さぁ見せるんだぁ」

「チッ!」

手札を見せる。フュージョン・バースとデーモンとの駆け引きだ。そして当然効果は発動する

「効果発動が確定!私は貴様の伏せカードを破壊し、私のフィールドにセットする効果を選択!」

俺の伏せカードが破壊され、持っていかれる

「なるほど、ガードブロックか、いいものをいただいた。ではバトルだ。PLUTOでフォレストマンを攻撃!」

「くっ!」

遊斗LP4000→LP2400

「遊斗!」

「遊斗の右足が消えて!?」

「遊斗くん!」

「大丈夫だ...まだいける」

「ふふふ、私はこれでターンエンドだ」

タイタン モンスター1 手札1 LP2500

ガードブロックがある以上、俺にこのターンでの勝ち目はない。どうすれば...

「俺のターンドロー...フュージョン・バースを発動!頼むぜ俺のデッキ!」

1枚目E・HEROアイスエッジ
2枚目E・HEROボルテック
3枚目ガードブロック
4枚目ミラクルフュージョン
5枚目E・HEROレディ・オブ・ファイア

「水属性のモンスターとHEROがいる。よってこのモンスターの融合召喚が確定!現れろ!E・HEROアブソルートZero!」

辺り一体が凍りついたと思えばその氷からこれまた白い戦士が現れた。靡かせるマントを翻して

「そして貪欲な壺を発動、墓地のフォレストマン、アイスエッジ、ボルテック、レディ・オブ・ファイア、ジ・アースをデッキに戻し2枚ドローする...ドローできるか?」

希望を持て!遊斗!

みんなの声が聞こえた。それは希望を持てと、...俺にできるか?するとデッキトップが光り始める

「これは?...2枚ドロー」

っ!なんだこのカードは?でも、このカードなら!やつを圧倒できる!

「デビルズサンチュアリを発動!メタルデビルトークンを特殊召喚!そしてオーシャンとメタルデビルトークンを生け贄に」

「ハハハ!せっかく残ったモンスターを生け贄か!それほど切羽詰まってるようだな!所詮カードは道具」

「...」

俺は2体を生け贄宣言してから動かない。頭が...怒りの臨界点が突破しそうだ

「カードとの絆などない!」

「ふざけんじゃねぇぞ!」

十代?

「カードとの絆がない?ないわけないだろ!遊斗は自分のモンスターたちを信じてるからできるんだ!遊斗は、自分のモンスターたちとの絆で戦っている!それは俺も同じだ!お前と一緒にするな!」

「...だってよ、ああ、そうだな。目先の事にちょっと狂ってたかもな。オーシャン...悪いが生け贄に」

[私は遊斗が決めたことならどんなことでもしよう。我が身は遊斗と共にある]

「サンキュー、俺のオーシャンも了承した。俺の仲間をバカにすんなよ!そして、今から見るモンスターは...お前に決定的トドメをさす俺の相棒だ」

「相棒だと?」

「光と闇、調律し会わせ鏡の竜よ!今ここに顕現せよ!光と闇の竜!」

上が白く光る。その輝きは、どのモンスターよりも輝いていて、どのカードよりも希望のこもったカードだった

「なんだこのモンスターは!?」

「プラネットシリーズと同じで世界で1枚しかないカードさ、頼むぜ光と闇の竜!」

[グルルル....]

頷いてくれた。俺を信頼してくれてるようだ

「くっ!攻撃力2800だと!?」

「バトル!光と闇の竜でPLUTOに攻撃!」

「くっ!だがアブソルートZeroの攻撃をガードブロックで受ければまだ負けない!」

タイタンLP2500→LP2300

「それはどうかな?バトル、アブソルートZeroでダイレクトアタック!」

「トラップ発動!ガードブロック!貴様のモンスターからのバトルダメージを無効にして」

「言ったはずだ。それはどうかなと、この瞬間光と闇の竜の効果が発動!それは!自身の攻守を500下げることにより、効果の発動を無効にする!」

「なんだと!?」

「トドメだ!アブソルートZero!瞬間凍結!」

「ぐああああああ!!死にたくない!私はまだ!」

「これまでの闇のデュエルで苦しめてきた人たちの分を受けろ」

そう言うとタイタンは闇の中に消えた

「ふぅ、疲れた...明日香を起こしてきてくれ」

「おう、無茶すんなよ」

「ん?」

これはPLUTOのカード、...まずは1枚目と言ったところか。別に集めてるわけじゃないがな 
 

 
後書き
ハーメルンの方が見やすいかと。あちらはルビが振ってあるので 
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