ヘタリア学園
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第六千五百六十八話 兄弟共同とか
第六千五百六十八話 兄弟共同とか
フランスはあらためてオーストリアさん達に言いました。
「俺だって選手達の命が大事なんだよ」
「それは私もです」
「大事でない国があるか」
オーストリアさんとドイツはフランスに真剣そのもののお顔で返しました、このことは本当にどの国もでしょう。
「隣で水爆実験やミサイルを撃っているだけでもかなり不安だ」
「さらに戦争になりそうです」
「それで選手を送れるか」
「戦争に巻き込まれたら元も子もありません」
「ああ、他のことも我慢出来ないけれどな」
フランスは何について我慢出来ないかは今は言いませんでした。
「花火じゃなくてそんなの出る大会とか誰が行くんだよ」
「しかしよくあそこでの開催が決まりましたね」
オーストリアさんはフランスだけでなくイギリスも観つつ言いました。
「貴方達生徒会は何を考えておられるのですか?」
「IOCとしての仕事は何をしているんだ」
「何かそっちは馬鹿委員長絡みはいつもおかしいんだよ」
「ユネスコとかFIFAでもそうだけれどな」
この指摘にはとても萎れる二国です、尚これが日本絡みですと厳しくなったりするのは何故でしょうか。
第六千五百六十八話 完
2017・9・25
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