インフィニット・ストラトス《もう一つの第零世代型IS》
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第18話帰還
聖成「ふぅ〜…やっと着いた…」
IS学園校門に
ここから教室までどれくらい離れてるのやら…
【一組の教室】
一夏「おぉ!やっと戻ってきたのか、聖成!」
聖成「まぁな」
久々に教室にいる聖成の周りに人集りができるが一部は聖成を冷たい目で見ていた
それもそうだ、一夏は自分のISを使っても暴走などはしないが
聖成の場合、1回目はどうしよもないが2回目は自ら暴走を引き起こしてアリーナを氷漬けにしたのである
しかもその戦いは野蛮で生身の相手の頭を潰そうとする行動もした
一夏の袖に何か掴んだような感触がありその正体はラウラであったが
一夏「どうした、ラウラ?…っ!」
ラウラ「……」ガタガタ
冷や汗をかきながら震えていた
あの試合が軍人であったラウラに恐怖心を植え付けてしまったのでる
聖成「ボーレヴィッヒ…、あの時はすまなかった!」
聖成はラウラを震えている見つけつかさず頭を下げ試合の時の謝罪をした
ラウラ「!?」
聖成「本当にすまん!」
更にランクを上げ土下座をやり始めた
ラウラ「あ、頭を上げてくれ!あの時は私も悪かった…」
互い謝罪しあってる途中一夏は聖成の腰にある一本の刀目がいった
一夏「おい、聖成?なんだその腰の刀?」
聖成「あぁ、これのことかこれはな…」
その時
空「うぃーす」
シャル「おはよう」
空とシャルロットが入ってきたが聖成にとってはシャルロットと見知らぬ男性にしか見えない
シャル「聖成!戻ってきてたの!?」
と言いながら聖成の元へ向かう
聖成「おう、って近い近い!」
どっかで同じようなことをしたような?
空は聖成のことを見て驚いていた
空(ちらほら噂を聞いてなんとなく気づいていたが本当に男がもう1人いるとは…。しかもシャルロットがやけに嬉しそうってどう言うことだ…)
シャル「そうだ、今のうちに返しておくよ。預かってたもの」
聖成「おう、ありがとな」
そう言ってシャルロットは背中の竹刀袋から零騎士の待機状態を出し、聖成に手渡した
空(あの竹刀袋の中にあんな物を入れてたのか…)
聖成「それにしても、さっきからなにこっちをみてるの?」
空はビクッとした
一夏「あぁ、聖成は知らないなか。お前がいなくなったその次の日くらいかな?転入してきたんだよ」
聖成「そうなのか。俺の名は外川聖成だ。よろしくな」
空「お、おう。原井空だ。」
(こいつ、まさか転生者か?そうだとするならシャルロットと仲がいいなんて見過ごせねぇ…、シャルロットは誰のものか教えてやる…)
「そしてシャルロット・デュノアの…」
何かを言おうとした
シャル「えっ、待って!」
シャルロットは何を言おうとしてるのかを察し止めに入ったが
空「彼氏だ」
聖成「本当か?」
聖成はいまいち信じられなくなりシャルロット本人に聞いた
当の本人はあまりいいとは言えない顔で
シャル「うん…。空は僕と勝負しよっていってきて空が賭けをしに来たんだよ『俺が勝ったらなんでも言うことを聞く』ってね…」
聖成「それで彼氏になったと…。ほぅ…」
その発言に聖成は急に顔色を変えた
空「そういう事だから手を出すなよ?」
聖成「今度はテメェがシャルロットを縛るのか?」
空「!?」
空の耳元で言った
それを聞いた空は驚き聖成を睨みつけた
空「気に触るな奴だな…、わかった。お前、俺と勝負しろ。お前が勝ったらシャルロットとの賭けを無しにしてやる。しかし俺が勝ったら…、お前のISもらう。どうだ?」
一夏「そんな勝負、聖成がするはず」
聖成「わかった。受けて立つ。」
シャル「聖成!?」
箒「お前、本気か?」
箒は聖成の発言に問いをかけたが
聖成「あぁ、本気も本気。ガチですわ」
空「いい心構えだな…。勝負は明後日の放課後だ。いいな、やめたくなったらいつでも俺のところに来てお前のISを差し出せばいいからな?」
聖成「やらねぇよ、ったく帰ってきて早々これかよ…」
と言いながら頭をかく
空(どうせ、専用機だとしても性能はストフリより下のはず…、これはもらったな)
千冬「何をやっているお前たち!さっさと席に着かんか!」
その時に千冬が入ってきてその場をおさめた
その日の放課後
第一アリーナは、氷は溶けてはいるが未だに大きな塊として残っているところが多い
そこに聖成いて
聖成「さてと…、仕事をしますかね…」
左の腰にさしてある刀に手を置き
聖成「降臨せよ…タジャドル」
数時間後、第1アリーナの氷が完全に溶けた事が全職員生徒に知れ渡ったのは言うまでもない
後書き
シャルロットの運命をかけて青い天使と炎の鳥は戦う
次回第19話青き天使と不死鳥
ページ上へ戻る