女提督の航海(後悔)日誌

港湾棲姫の撃破あるいは撃退の為、港へと向かう第二艦隊。ル級、レ級達と遭遇しレ級の敵味方を無視した攻撃に晒されるが、金剛の艤装によって難を逃れる。再び侵攻を始め港へと辿り着く 

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鈴谷「お、あれじゃん!」

熊野「敵ながら堂々とした佇まいに感心しますわ…」

鈴谷「それって、あんな格好してみたいってコト?」

熊野「な、何ですの、私の方を見て」

鈴谷「見てみたいかも…」

長門「真面目にやってくれ」

鈴谷「いやー、あまりに港湾棲姫のインパクト有りすぎてちょっとビビっちゃったから場を和ませようと〜」

長門「はぁ…」

筑摩「ああ、私達に近付かれて嫌がっているようにも見えますけど」

利根「戯言は後回しじゃっ!先に仕掛けねば!」

金剛「スーちゃんっ!くまのん!港湾棲姫に三式弾を!」

鈴谷「スーちゃん?なんか調子狂うしっ!」

熊野「一捻りで黙らせてやりますわ!」

長門「全砲門、斉射っ!てぇー!」

港湾棲姫「ココマデキタ…クルナトイッテモ…オマエタチハクル…」

鈴谷「うわー、なんかイッパイ出てきたぁー!」

利根「よーし!吾輩の出番じゃなっ!筑摩!」

筑摩「はいっ!全機っ爆走!」

熊野「叩き落として差し上げますわ!」

鈴谷「なーんか熊野張り切ってるね!鈴谷も負けてらんないっ!」

ーーー

ヲ級「ジャマヲシナイデ!」

金剛「邪魔!どういう事デース!」

ル級「オマエタチニカマッテイルヒマハナイ…!ダガッ!」

長門「くっ!いきなり殴りかかって来るとは…!」

ル級「ナグリアイハキライカ…!」

長門「面白い、誘いに乗ってやる!金剛!お前達は港湾棲姫を叩け!」

金剛「喰らい付いたら、ワタシは離れないネー!」

ヲ級「ハナレテモラワナイトコマルノヨッ!(コウワンセイキヲニガサナキャ…)」

ーーー

大和「金剛さん!遅れて申し訳有りませんっ!これより、攻撃に入ります!」

金剛「待ってたヨー!」

ヲ級「マタキタ!」

ル級「チッ…コレデハコウワンセイキヲニガスコトガッ!」

長門「逃げる?逃げるつもりだったのか…!なら、尚更逃がすワケにはいかん!」

ル級「グッ!ヲキュウ!コウワンヲツレテイケ!」

長門「そう簡単に撤退などされてたまるものかっ!もう一度砲撃をっ!」

ル級「ッ!オマエノアイテハワタシダ!」

長門「くっ」

大和「それなら、逃げる前に終わらせます!第一、第二主砲、斉射、始めっ!全艦一斉射ぁ!」

港湾棲艦「クルナ…クルナァァァッ!」