ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千五百三十一話 もうこうなれば
第六千五百三十一話 もうこうなれば
リトアニアは決死のお顔でポーランドに言いました。
「もう俺策が思い浮かばないから」
「どうするん?」
「突撃しよう」
こうポーランドに言うのでした、真剣ですが覚悟を決めたお顔で。
「そうしよう」
「十五万の大軍に三千で?」
「もうどうしても勝てないから」
だからだというのです。
「そうしよう」
「それで勝てるん?」
「いや、全然自信がないけれど」
それでもというのです。
「もうこの戦力差だとね」
「策を出しても意味がないからなん」
「そう、突撃をしてね」
三千の騎兵でというのです。
「一か八かでやろう」
「何かリトヤケクソになってない?」
今はポーランドの方が引いています、何とリトアニアは十五万のトルコ軍に僅か三千の兵で突撃することを提案しました。
第六千五百三十一話 完
2017・9・7
ページ上へ戻る