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ヘタリア学園

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第六千五百二十一話  大地を埋め尽くし

第六千五百二十一話  大地を埋め尽くし
 イスタンプールを発つトルコ軍、その数およそ十五万。
「どうでい、この大軍は」
「いつもながらかなりですね」
「桁が違います」
「この数にな」
 トルコは兵士の人達に馬上から言います。
「鉄砲に大砲にな」
「そして工兵」
「我が軍に隙はありません」
「欧州の奴等なんぞめじゃねえぜ」
 トルコからしてみればです。
「このまま一気にいくぜ」
「まずはポーランドですね」
「あの国を攻め落とし」
「そしてそのうえで」
「再び、ですね」
「おう、オーストリアの野郎だよ」
 この国が最終目標でした。
「あいつを軍門に幸すぜ」
「そうしてやりましょう」
 こうしてでした、トルコ軍は大軍を以てポーランドに向けて進軍を開始しました。欧州では考えられない規模の軍勢で。


第六千五百二十一話   完


                2017・9・2
 
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