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ヘタリア学園

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第六千四百七十四話  本当にワープで来た

第六千四百七十四話  本当にワープで来た
 セーシェルにいる連合国の面々の前にです、脚本家さんは着流し姿のまま出て来て言いました。
「今からうちで花火見るか?」
「あんたワープしたのかよ」
「相変わらずいきなりだな」
「ああ、俺の十八番だからな」
 もっと言えばその映画会社のです。
「何時でも出来るんだよ」
「そうか、それで花火かよ」
「今から日本に行ってか」
「そうだい?それでな」
 イギリスとフランスに応えながらです、脚本家さんはセーシェルにお顔を向けてそうして彼女にも声をかけました。
「お嬢ちゃんもな」
「私もですか」
「花火観に来るかい?何ならな」
 さらにお話する脚本家さんでした。
「浴衣も着るかい?」
「はあ、浴衣もですか」
 セーシェルは完全に脚本家さんのペースに乗せられています、いきなりそうしたことを言われてです。


第六千四百七十四話   完


                 2017・8・8 
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