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ヘタリア学園

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第六千四百六十五話  コノワタとか

第六千四百六十五話  コノワタとか
 イギリス妹は細長い変わった食べものを見て首を傾げさせました、そのうえでこんなことを言いました。
「何かの内臓なのかしら」
「それはコノワタです」
 日本妹はこう答えました。
「海鼠の内臓です」
「海鼠、これのか」
「はい」
 海鼠も出ています、酢のものにされています。
「それも食べまして」
「変わった食べものだな」
「珍味です」
 そうした味だというのです。
「かなり美味しいです」
「それでは」
「はい、お召し上がり下さい」
 こうしてイギリス妹に食べるのを勧めてイギリス妹も実際に食べてみました。そのうえで言うことは。
「美味しいわ」
「どうもです」
 微笑んでやり取りをしたお二人でした、それは確かに珍味でした。


第六千四百六十五話   完


               2017・8・4
 
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