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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第百十七話 ある晴れた日にその十五

「要するに」
「はい、では今はです」
「こうしてですね」
「デザートも食べて」
 それの杏仁豆腐もだ、見れば白くて柔らかそうでそれでいて弾力のある杏仁豆腐とフルーツがシロップの中にある。
「そうしてです」
「楽しむことですね」
「そうです」 
 それがいいというのだ。
「そうしていきましょう」
「わかりました」104
 僕も頷いた。
「中華街も回りたいですし」
「はい、その時間はです」 
 ガイド役の裕子さんもお話してくれた。
「ありますので」
「だからですね」
「大浦天主堂に行く前に」
「ここで、ですね」
「お買いものもしましょう」
「中華街での買いものとなると」
 僕はこのことから言った。
「結構色々と」
「買うものがありますね」
「はい、ここにしかないものもありますね」
 長崎の中華街にだけだ、日本の中華街は横浜と神戸にもあるけれどだ。
「そうしたものをですね」
「買われて下さい」
「わかりました、それじゃあ」
「召し上がられてから」
「それからですね」
「食べますね」
「そうします」
 笑顔で話した、そしてだった。僕達はお昼のご馳走を最後のデザートまで楽しんだ。そして中華街での買いものに出た。


第百十七話   完


                          2016・11・24 
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