ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六千四百五十六話 何処がお寿司だ
第六千四百五十六話 何処がお寿司だ
フランスはイギリスに感慨を込めて言いました。
「天婦羅の握りは天むすでな」
「何処がお寿司だってんだな」
「それで日本の国民の人達も楽しんで下さいってドヤ顔で言ったらな」
その時はといいますと。
「マンゴーとか乗せた?なのでな」
「それも駄目だったってんだな」
「というか御前お寿司食ったことあるのかよ」
フランスはこのこと自体にかなり疑問を持っています。
「日本でな」
「何度もあるからな」
「それであれか?」
何処がお寿司だというのです。
「お寿司とお握りは違うからな」
「似た様なものだろ」
「それ日本のお寿司屋さんで言った職人さん目が点になるぞ」
あまりにも衝撃的な言葉だからです。
「セーシェルは違うと思うけれどな」
「俺が教えたってのにか」
それでもイギリスとは違うからです、とにかくお寿司も壮絶なものにしてしまうのがイギリスです。
第六千四百五十六話 完
2017・7・30
ページ上へ戻る