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ヘタリア学園

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第六千四百五十三話  碁盤の目

第六千四百五十三話  碁盤の目
「これは意外だな」
「そうですわね」
 イギリス妹もフランス妹も京都の街を歩いて言いました、どうもあることに気付いたみたいです。
「碁盤の様な街並みで」
「日本にはない街並みだな」
「こうした街が日本にありますのね」
「入り組んだ街が多いと思っていたが」
「はい、元々城塞都市ですので」
 日本妹も答えます。
「城壁の中で建てられていましたので」
「それでか」
「それでなのですか」
「はい、こうした街並みのままです」
 千数百年の間です。
「街が続いています」
「そうなのか、城塞都市か」
「京都はそうでしたのね」
 平安京はそうでした、とはいっても他の国の街とは違って城壁はかなり低く薄いものでした。


第六千四百五十三話   完


                2017・7・29
 
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