ヘタリア学園
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第六千四百三十一話 味がない
第六千四百三十一話 味がない
日本妹の馴染みの料亭に入ってです、皆はまずは驚きました。何と食べてみてもだったのです。
「えっ、味ないじゃない」
「確かに」
イタリア妹もロシア妹も食べてびっくりでした、何と出されたお料理に味がなかったのです。
「これはどういうことでしょうか」
「味付け忘れたとか」
「それは後でわかります」
日本妹は微笑んで皆にお話しました。
「召し上がられた後で」
「というと」
「これは一体」
「まずはお召し上がり下さい」
こう言うばかりの日本妹でした、そして。
食べ終わってからです、皆言いました。
「お口の中に風味が」
「これは」
何とそれが徐々にきたのです、京料理を食べてから。
第六千四百三十一話 完
2017・7・18
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