ヘタリア学園
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第六千四百十三話 見えるのは
第六千四百十三話 見えるのは
妖怪博士はルーマニアに何故人間では大人では見ることの出来ない座敷童が見られるのかをお話しました。
「童心ですね」
「子供の心ずらか」
「それを持っていますので」
だからというのです。
「国家は妖精の類も見られるのです」
「座敷童もずらか」
「そうです」
その通りだというのです。
「ルーマニアさんも然りです」
「おいら童心あるずらか」
「はい、なければです」
「座敷童を見ることが出来ないずらか」
「そうなのです」
「ううむ、そうだったずらか」
「暫く日本さんは童心を忘れておられましたが」
今は違います、それでまた妖怪特に座敷童を見ることが出来る様になったのかも知れません。
第六千四百十三話 完
2017・7・9
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